NTTドコモ(以下、ドコモ)は健康経営支援サービス「dヘルスケア for Biz」を「法人向け」に4月13日から提供開始することを発表した。このサービスの最大の特徴は個々人のヘルスケアのデータをAIが解析し、将来の、病気になるリスクを予測するところ。(上の画像はdヘルスケア for Biz公式サイトから引用)
dヘルスケア for Bizは従業員の健康生活を楽しくサポートするサービス。2019年5月から健康経営に関する福利厚生の一環としてNTTグループ社員向けに提供してきたが、他企業から法人向けの健康サービスについての問い合わせが多くあったこともあり、サービスを製品化し、NTTグループ以外の企業に対しても提供を開始する。
毎日配信されるミッションをクリアすることでdポイントが貯まる
dヘルスケア for Bizでは従業員がドコモの提供するdヘルスケアアプリ上で健康診断結果を確認できるほか、将来の生活習慣病などのリスクをシミュレーションする「AIリスク予測」、AIが予測したリスク結果を基に従業員ひとりひとりの健康状況に合わせ生活習慣改善を促すことを目的としたコンテンツやクイズを配信する「健康増進ミッション」などを提供する。
■サービス提供の流れ
・健康診断結果の確認
dヘルスケアアプリで、健康診断結果を確認できる。
・健康コラム
「運動不足」、「肩こり・腰痛」、「睡眠不足」など様々なテーマで健康にまつわる情報を配信。
「AIリスク予測」
ドコモのR&D技術およびNTTグループ内へのサービス提供で磨いた精度の高いAIで分析し、機械学習によって「メタボリックシンドローム」、「高血圧症」の発症リスク予測モデルを構築し、入力された条件と同等の方が、3年以内に発症する確率および発症リスクに影響を与える生活習慣を算出。従業員ひとりひとりに合わせた改善を目的としたアドバイスも行う。
(※「AIリスク予測」は、治療・診断等の医療行為を行うものではなく、従業員への健康に関する情報提供、もしくは生活習慣改善の支援を目的としたサービス)
「健康増進ミッション」
健康診断結果に応じ、3種類(「高血圧改善」、「メタボ改善」、「健康維持」)のミッションを配信。
従業員が継続して使用できるよう健康行動に伴うインセンティブとして、ファーストフード店やコンビニエンスストアなどでも使えるdポイント(期間・用途限定)を個人のdアカウントに対して進呈。また、dヘルスケアで提供している歩数や体重などの記録機能や健康コラムも併せて利用できる。
今後もドコモは同サービスの提供等により、企業の健康経営のサポートに努めていくとしている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。