株式会社Insight Tech(インサイトテック)は、同社が運営する「不満買取センター」上で、「第5世代移動通信システム」(5G)についてのアンケート調査を行い、その結果を公開した。回答は3,461件から集計。解析ツール「ITAS」で分析した。
【集計結果のポイント】
・5Gの認知は35%。男性は2人に1人が認知。
・5Gについての情報源は「テレビ・ラジオ」。
・スマートフォンの5Gへの移行を考えている人は32%。
・半数以上が利用中の4G・LTE通信で不満を感じたことがあると回答。
・5Gの本格導入で心配なことは、「料金」「身体への影響」「個人情報」。
5Gの認知は35%。男性は2人に1人が認知
5Gを知っているかの問いには「知っている」が35%(内容まで詳しく知っている:3%、ある程度は知っている:32%)だった。男女別では、女性に比べ、男性の方が認識数が25ポイント高いことがわかった。
5Gについての情報源は「テレビ・ラジオ」
5Gに関する主な情報源を伺うと、最も多かったのは「テレビ・ラジオ」(66%)だった。
スマートフォン5G対応機種への移行を考えている人は32%
「現在、スマートフォンの5Gへの移行を考えている」と回答した方は32%(すぐに移行したい:3%、詳細をみて移行したい:29%)だった。男女別では、女性に比べ、男性のほうが「移行したい」の割合が14ポイント高い結果となった。5Gの主要性能でもっとも気になる性能を伺うと、「超高速化」(71%)が最多。
半数以上が利用中の4G・LTE通信で不満を感じたことがあると回答
現在利用中の4G・LTE通信への不満や懸念点についての回答は、「不満がある」が52%だった。細かく分析したところ「通信・電波が遅い」「ダウンロードが遅い」「動画が止まる」「通信・電波が途切れる」といった4つの不満が浮き彫りになった。
5Gの本格導入で心配なことは「料金」「身体への影響」「個人情報」
5Gが本格的に導入されるにあたり心配なことを聞いたところ、「料金が高くなる」「身体に影響がある」「個人情報が心配」といった声があがった。
5Gになることで変わる未来について、もっとも良いと思うものについても聞いた。その結果、遠隔治療や自動運転、スマートシティなど、比較的理解の高い回答が多かった。
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「不満買取センター」(http://fumankaitori.com/ )を利用するユーザー
■調査期間:2020年4月1日~4月3日
■有効回答数:3,461件
詳細は、http://lab.insight-tech.co.jp/articles/204/