AI技術を用いて「コウペンちゃん」とアプリ上でおはなしができるiOS向けアプリ「きみとおはなしコウペンちゃん」のサービス提供が5月12日から開始された。エムアップホールディングスの連結子会社Creative Plusが「コウペンちゃん」の利用許諾をスパイラルキュートより受け、AI対話エンジンには「gooのAI」の開発を行っているNTTレゾナントと共同開発し、サービス化した。利用料は無料でアプリ内課金がある。
「きみとおはなしコウペンちゃん」はSNSで大人気のキャラクター「コウペンちゃん」とのフリートークを楽しめるチャット形式のアプリ。「コウペンちゃん」と会話をすればするほど「コウペンちゃん」が新しい言葉を覚え、トークのバリエーションが増えていくほか、「邪(よこシマ)エナガさん」や「アデリーさん」も会話に参加するようになる。
さらに、アプリでは「コウペンちゃん」に特定のキーワードを話しかけると「コウペンちゃん」からの心温まる言葉とともに「るるてあ」の原作画像が解放される「ことば辞典」機能を搭載し、「コウペンちゃん」との会話を通してコレクション要素も楽しめる。原作画像は全100種。
価格:基本無料、一部コンテンツ課金制
対応端末:iPhone 6、iPhone 6 Plus 以降の端末に対応(iPhone SEは除く)
■App Store
URL
https://apps.apple.com/jp/app/id1497136536?mt=8
「AIによる長文回答生成」技術のAI対話エンジン「gooのAI」
「gooのAI」は「AIによる長文回答生成」などの技術をベースとしたAI対話エンジン。ポータルサイト「goo」を通じて蓄積したインターネットに関わる技術やノウハウと、NTTグループのAI関連技術「corevo」を活用し、NTTレゾナントが独自に開発。自然言語解析技術やディープラーニング(AI関連技術)を活用することで、高精度の文脈理解やパーソナライズ、表記ゆれへの対応など、さまざまな機能を実現している。
Creative Plusはエムアップホールディングスの連結子会社。エムアップホールディングスとCreative Plusは、今後も様々なIPとのリレーションを生かし、エンターテイメントにおけるAI技術を生かした新たな事業領域の開拓に積極的に取り組んでいくとしている。
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。