画像認識技術の介護見守りシステム「ネオスケア(Neos+Care)」に広角タイプの新モデル登場 従来比2.5倍の視野で転倒事故を予測

ノーリツプレシジョン株式会社は、現在販売中の画像認識型介護見守りシステムネオスケア(Neos+Care)の、新モデルを発表した。
このモデルは、センサー性能を上げ、より広範囲での転倒事故を予測できるよう機能を向上させた「広角タイプモデル」で、2020年11月からの販売を予定している。



介護見守りシステム「ネオスケア(Neos+Care)」とは

ネオスケアは、高齢者施設などに設置し、画像認識技術によって、入居者の動きをセンシングするタイプの介護製品。


転倒事故につながる可能性がある動きを検知し、介護者に必要なサポートをするよう通知するシステムだ。


従来使われてきた感圧マットやワイヤーを用いた製品では寝返りなどを誤検知してしまったり、要介護者が気を使って通報しないようにセンサーを避けてしまうなどの問題が見られた。



しかしネオスケアでは、入居者の行動を画像認識、判定することで誤検知も少なくなったため、介護者が的確なタイミングで必要なサポートができる、としている。この効果として事故が半減、介護時間が3割減った施設もあるという。
更に、認識された行動データからの日常生活動作を解析することで、より質の高い介護につなげていく。

そして、今回発表された広角タイプモデルでは、従来のベッド周辺での見守り性能や操作性はそのままに、居室内のより広い範囲の見守り(転倒など)が可能となった。


高齢者の健康寿命を考える上で転倒事故の防止は非常に重要なポイントだ。
ノーリツプレシジョンは広角タイプモデルのネオスケアの導入によって高齢者施設の居室内転倒事故の防止や、介護業務の質の向上、負担軽減につなげていくことを目指していくという。

■発売日 2020年11月(予定)
■購入方法 ネオスケア販売代理店にお問い合わせください。
■価格オープン価格
■関連サイト https://www.noritsu-precision.com/neoscare/

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梅田 正人

大手電機メーカーで生産技術系エンジニアとして勤務後、メディアアーティストのもとでアシスタントワークを続け、プロダクトデザイナーとして独立。その後、アビダルマ株式会社にてデザイナー、コミュニティマネージャー、コンサルタントとして勤務。 ソフトバンクロボティクスでのPepper事業立ち上げ時からコミュニティマネジメント業務のサポートに携わる。今後は活動の範囲をIoT分野にも広げていくにあたりロボットスタートの業務にも合流する。

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