株式会社bnb plusとシャープ株式会社はbnb plusが運営するホステル「bnb+ 虎ノ門店」において、シャープのモバイル型ロボット「RoBoHoN」(ロボホン)を活用した接客サービスの提供を2020年6月1日より開始することを発表した。
同サービスはシャープが新たに開発したロボホンによる「遠隔接客ソリューション」を活用する。「bnb+ 虎ノ門店」の無人のフロントデスクにロボホンを設置。ロボホンに搭載したカメラがお客を検知すると、あらかじめ設定した「おもてなし」メッセージを発話する。スタッフは離れた場所にある事務所の中で、スマートフォンやタブレット端末を用いてお客の映像や音声を確認。お客の名前の確認や問いかけたい内容、質問への回答などをスマートフォンやタブレット端末に文字で入力すると、ロボホンがスタッフに代わって発話する。お客は、ロボホンを通じてチェックイン・アウトやスタッフへの相談などをすることができる。
新型コロナウイルスの影響拡大に伴い、接客距離の確保や接客時間の短縮が求められる中、bnb plusとシャープは新たな接客スタイルを提案していく。
株式会社bnb plusは2018年1月に創業したホステルオペレーター。東京・大阪を中心に、現在20店舗を運営しており、2020年末までに新たに10店舗の出店を計画している。自社開発の宿泊予約施設管理システム「bnb+ 顔パス」は、顔認証システムを活用し、チェックイン・アウトなどのスタッフ業務の効率化を実現。今後は、「bnb+ 顔パス」とロボホンを連携し、新たな接客スタイルの構築を目指す。
先着順で「遠隔接客ソリューション」をインストールしたロボホンを無料貸し出し
シャープは受付などの接客業務においてロボット/ICT 技術の導入を検討している法人を対象に、ロボホンを活用した遠隔接客に関するオンライン相談を5月20日より開始。オンライン相談を実施した法人には「遠隔接客ソリューション」をインストールしたロボホンを無料で貸し出す。
ロボホンには台数に限りがあるため、貸し出しは先着順となる。期間は2週間を目途に、1法人1体。
シャープ株式会社 ロボホン法人受付事務局 宛
〒135-0061 東京都江東区豊洲 5-6-15 NBF 豊洲ガーデンフロント
biz-robohon@sharp.co.jp
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(土日祝日、当社所定休業日にいただいたメールは、翌営業日以降の返信となります)
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。