特殊な深紫外線「UV-C」というものがある。これを照射することで、さまざまな細菌やウイルスを短時間で99.99%不活性、殺菌すると言われている。果たして、新型コロナウィルス「COVID-19」にも効果があるのだろうか。
紫外線照射ロボット「UVBuster」に搭載している中出力UV-Cランプの照度(3.35mJ/㎠)の場合、10cmの距離からインフルエンザウイルスに照射すると、2.46秒で99.99%が不活性するという。「COVID-19」には効果があるのか、実証実験が行われた。
実証実験の結果、実際の新型コロナウイルス「COVID-19」が不活性することを確認。現在、高出力のパルスドキセノンランプ、Xeプラズマランプの導入も検討しているという。
UVBusterは6月下旬に商品発表予定
株式会社ファームロイドは、日本大学医学部附属板橋病院の協力のもとで開発している紫外線照射ロボット「UVBuster」による新型コロナウイルス除去に対する実証実験を行い、その効果が確認できたことを発表した。
「UVBuster」は現在、医療施設(病室、PCR検査センター等)での実証実験を行い、さまざまな用途への応用を検証している。6月下旬にUVBusterの商品発表が行われる予定で、早ければ7月下旬から様々な施設での利用が可能となる予定。
自律移動と遠隔操作が可能
紫外線照射ロボット「UVBuste」は、ファームロイドの農作物ウイルスへの紫外線殺菌(UV-B)の基礎的な技術と関係会社である銀座農園の農業ロボット開発の技術によって開発。
UVBusterはAIが走路を認識して自律走行する機能の他、遠隔地からPC等で操作できる遠隔機能(webRTC)を備え、院内巡回や患者応対などが可能。
■日本大学医学部附属板橋病院
日本大学医学部附属板橋病院は日本大学医学部の附属病院であり、特定機能病院の承認を受けている。板橋区と連携に関する基本協定を締結し、がんサポート講座や乳がん・子宮がん患者支援等の事業連携を行い、多数の新型コロナウイルス感染者を受け入れている経験を活かして、新型コロナウイルスの感染拡大対策や医療崩壊を防ぐためにあらゆる先端技術を導入しながら高度な医療を提供している。
日本大学医学部附属板橋病院は日本大学医学部の附属病院であり、特定機能病院の承認を受けている。板橋区と連携に関する基本協定を締結し、がんサポート講座や乳がん・子宮がん患者支援等の事業連携を行い、多数の新型コロナウイルス感染者を受け入れている経験を活かして、新型コロナウイルスの感染拡大対策や医療崩壊を防ぐためにあらゆる先端技術を導入しながら高度な医療を提供している。
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