クラーク記念国際高校がデジタル活用力を育てる次世代型キャンパス「CLARK NEXT Tokyo」開校 東京都板橋区に

クラーク記念国際高等学校は2021年4月より東京都板橋区にて新たなキャンパス「CLARK NEXT Tokyo」を開校することを発表した。(上の画像はCLARK NEXT Tokyoホームページから引用)
「CLARK NEXT Tokyo」は次世代を担う高校生が最新技術や最新設備、様々なエドテック(新しい教育技術)を活用し、次世代型の思考と技術を身につけていくことを目的としたキャンパス。学べる内容はロボティクス、eスポーツ、ゲーム制作、アプリ開発など、デジタル分野に特化している。

CLARK NEXTの名誉学長として、ロボットの社会実装の第一人者である東京大学名誉教授の佐藤知正氏が就任する。

■カリキュラム特徴
1.全コース共通「プログラミング・AI基礎授業」でデジタル活用力を鍛える。
2.各コースで「プロジェクト型授業」を導入。コース特性に合ったデジタル機器を活用しながら社会課題を解決するための企画力・発想力・実行力を鍛える。
3.各コースとも自分のデジタル活用力を試すコンテストや大会にチャレンジするため準備期間、施設、コーチを用意。在学中に生徒が社会的な実績を作れるよう支援。
4.従来の集団授業だけではなく、「集団個別学習」やチューター付きの「自学授業」を導入。


「ロボティクスコース・e スポーツコース・ゲーム/アプリコース」を展開

人口構成、産業構造、技術革新など、時代の変化や人々の生活の変化に伴い、社会で求められる能力や技術は大きく変化している。もちろん、未来の社会を担う高校生たちが学ぶべきものも時代に合わせて変化していく必要がある。「CLARK NEXT Tokyo」は、創造力や課題抽出力、課題解決力など、これから求められていく様々な能力を、様々な授業スタイルを活用しながら身につけていくことを目的に新設される。



学習コースには「ロボティクスコース」「e スポーツコース」「ゲーム/アプリコース」を展開。カリキュラムでは全コース共通「プログラミング・AI基礎授業」でデジタル活用力を鍛えることができる。また、従来の集団授業だけではなく、「集団個別学習」やチューター付きの「自学授業」を導入。各コースでも「プロジェクト型授業」を導入し、自ら選んだプロジェクトに役割を持って参加して積極的に学ぶ力を身につけることができる。



施設には内部の教育と外部に向けての発信の両方ができるキャンパスとして、高等学校最大のeスポーツ練習施設「クラークネクストeアリーナ」(仮称)、ロボット競技会開催可能な「ロボティクススペース」(仮称)、生徒の作品を展示できるギャラリースペースを併設。
東京大学名誉教授の佐藤知正氏は次のようにコメントしている。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、いま世界は大きく変わろうとしています。今後求められるのは「科学技術により社会課題を解決し、世の中に普及させ世の中を変える人材」です。CLARK NEXT Tokyoは大会出場などのチャレンジ活動を基本として、実体験をもとに必要なことを習得する教育を実践。“科学技術社会実装”の学びを提供します。


自立型ロボットやAIの制作に取り組める「ロボティクスコース」


生徒専用のロボット工房でマイクロマウスを使い、ロボットの基礎を0からじっくりと学べる。自立型ロボットのほか、ヒューマノイドロボットを使ったAI(人工知能)の制作にも取り組める。また、マイクロマウスクラシック、ロボワン、FIRSTなど自律制御型ロボット大会へ出場し、入賞を目指す。

1.東京大学名誉教授 佐藤知正氏監修の社会実装教育カリキュラム
2.ロボット制作工房でのロボット制作とプログラミングによる制御を学ぶ。
3.外部ロボットコンテストへのチャレンジで技術力の向上を目指すとともに仲間と協働することを学ぶ。
4.ロボットコンテストの企画実施をPBL型(Project Based Learning型)授業で学ぶ。


国内外の人気タイトルを実戦形式で学ぶ「e スポーツコース」


ゲームメーカーが協賛する高校史上最高峰の環境で、国内外の人気タイトルを実戦形式で学び、プレイ技術を向上させていく。eスポーツ練習施設「クラークネクストeアリーナ」(仮称)を併設し、学生主催の全国大会など、腕を磨く機会も充実。

■e スポーツコース特徴
1.授業内で国際的なeスポーツゲーム「リーグオブレジェンド」を専属コーチのもとで学び外部大会へ挑戦する。
2.eスポーツイベント運営会社RIZeSTと提携。 RIZeSTがこれまで培ってきた企画・放送・大会運営ノウハウを座学・実技を織り交ぜ提供。イベント企画運営を学び、生徒たち自らが企画したeスポーツイベントを実施する。
3.放課後の部活動では、生徒各々が興味のあるコンテンツ(例:「ウイニングイレブン」「グランツーリスモスポーツ」「実況パワフルプロ野球」など)を個人の志向に合わせて練習。部活動コーチも招聘(しょうへい)予定。



チームでゲームやアプリを制作する「ゲーム/アプリコース」


C、Jaba、Python、Ruby、html、cssなどプログラムからWebサイト作りまで幅広い言語を学ぶことができる。また、チームで役割を分担し、プロジェクト単位でゲーム制作に取り組む。東京ゲームショウなどの外部コンテストにも積極的にチャレンジ。優れた開発アプリは在学中にGoogle PlayやApp Storeにて配信する。

■ゲーム/アプリコース特徴
1.元バンダイナムコ、元タイトーのゲームプロデューサー川島氏率いる株式会社ヒノタマと提携、実践的なゲーム/アプリの企画制作を学ぶ。
2.外部ゲームコンテスト、アプリコンテストへチャレンジ。
3.自作ゲームを一般ユーザーにプレイしてもらうイベントを実施。


説明会の日程

学校説明会はビデオ会議システム「Zoom」を利用したオンラインでの実施を予定。参加には事前予約が必要。

■説明会日程
6月20日 (土)
7月4日 (土)
7月12日 (日)
7月23日 (木・祝)
全日程14時開始、所要時間は約1時間を予定。参加には事前予約が必要。フリーコール(0120-833-350)より申し込みを行う。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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