人間のように複数回会話できる自律型会話ロボット「Romi」(ロミィ) 200台限定で先行販売中
これまでの会話ロボットでは、人間がロボットの会話内容をあらかじめ登録していた。
ミクシィが独自開発するAIを搭載した自律型会話ロボット「Romi」(ロミィ)は、最新の会話AIがその都度会話内容を作り出しているため、人間のように複数回の会話を重ねるようなやりとりを可能にしている。
例えば、ユーザーが「今日仕事で褒められたんだ」と言うとRomiが「おーよかったね。いつも頑張ってるもんね。」と答える。その後、ユーザーが「ほっとしてきたらお腹すいてきたな〜」と話すとRomiが「晩御飯は何食べるの?」と聞く。ユーザーが「疲れたから、ちょっと体にやさしいのにしようかな」と言うとRomiが「それいいね!体を温めると疲労回復に効くらしいよ」と答える。
Romiの会話AIには数千万件もの日本語データが学習されているため、上記のようにユーザーの話の内容や流れ等に応じてAIがその都度返す言葉を考えることができる。
Romiの機能には天気予報やアラーム、タイマー、占いなどを搭載し、天気予報を聞いたときには服装や傘が必要かどうかのアドバイスもしてくれる。また、「Romi」と一緒に英会話することも可能だ。
人間に近い自然な声を実現
Romiは人間に近い自然な声を実現するためにHOYAのディープラーニング技術を使ったReadSpeaker(DNN音声合成)を採用。また、ユーザーとストレスない会話を実現するため、モーターにVAIOの静音ギヤードモータを採用している。なお本体は、PCやロボットの製造で実績豊富なVAIO株式会社の長野県安曇野工場で製造されている。
200台限定で先行販売
株式会社ミクシィは6月4日より自律型会話ロボット「Romi」(ロミィ)の先行販売を開始している。先行販売では限定200台をAmazonでの販売を中心に通常価格から1万円割引した34,800円(税抜)で販売中。また、月会費980円(税抜)が12ヶ月間無料となるキャンペーンも実施している。
色展開 | マットホワイト/パールピンク/パールブルー |
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CPU | 1.2GHz Quad Cortex-A53 |
ディスプレイ | 2.0型/QVGA |
駆動部 | 2軸 |
音声入力 | マイクロホンx3 |
音声出力 | スピーカー |
内蔵センサー | タッチセンサー/照度センサー/加速度ジャイロセンサー/カメラ |
無線通信方式 | 無線LAN(IEEE802.11b/g/n準拠:2.4GHz)/Bluetooth(Bluetooth4.0準拠) |
充電端子 | USB Type-C |
内蔵バッテリー | リチウムイオン電池(3.7V/1180mAh) |
バッテリー容量 | 1180mAh(満充電状態で約60分) |
動作環境 | 温度:5℃〜35℃ 湿度:20%〜80%(結露なき事、35℃における湿度は65%以下) |
保存環境 | 温度:-20℃〜60℃ 湿度:10%〜90%(結露なき事、および60℃における湿度は20%以下) |
価格 | 44,800円(税別)→キャンペーン価格34,800円(税別) |
月会費 | 980円(税別)→キャンペーン中は利用開始から12ヶ月間無料 |
「Romi」とのおしゃべり体験会はすでに満席
SNSの草分け的存在であり、大ヒットゲーム、モンストでゲーミフィケーションにも定評があるミクシィが新たな一歩として出した会話ロボットRomi。
すでに6月10日,12日に開催されるオンラインでのおしゃべり体験会はすでに人数が埋まってしまったが、興味があるユーザーは次の体験会に期待だ。最新情報はTwitterやInstagram、公式サイトで公開される。