スマートリモコン「Nature Remo 3」の次世代機はBluetooth対応 本格スマートホーム化に向けてさらに便利に!

Nature株式会社(ネイチャー)は、スマートホームを手軽に実現できるスマートリモコン「Nature Remo」 (ネイチャー リモ)シリーズの新製品、「Nature Remo 3rd Generation」(以下:Nature Remo 3) の先行予約受付を6月24日より特別価格8,980円(税込)で開始した。
発売は7月中旬〜8月上旬、特別価格は数量限定。


スマートリモコン「Nature Remo」とは

「Nature Remo」はスマートフォン専用アプリから家電を一括操作・管理できるスマートリモコンだ。
Remoに搭載されたWi-Fiと赤外線通信機能により、従来からある赤外線リモコンで動かすような家電であってもスマホやスマートスピーカーからRemoを通じてエアコンやテレビなどの家電を操作することができるようになり、スマートホーム構築に一歩近づけることが出来る。

例えば、スマートスピーカーと連携させることで、声で家電を操作したり、時刻、アプリのGPS機能、Nature Remoに搭載された環境センサー(温度・湿度、照度、人感)の情報をトリガーに、家電を操作することが可能になるわけだ。


用途イメージ

Nature Remoのユーザーは「ビジネスパーソンや、ペットのオーナー、子育て中」と幅広い。しかし、共通しているのは、「様々な家電の操作などに煩わせられたくない:時短操作、オートメーション化を望む層」と「遠隔で家電を操作したい:不在時操作を望んでいる層」だろう。

例えば、ビジネスパーソンでペットオーナー、などという属性であればわかりやすいだろうか。
ペットのために、出張中であってもエアコン操作をセンサー連動と組み合わせたり

帰途についた際にGPSで感知して明かりをつけておくことで、帰宅時に眠気から覚めたペットと遊ぶなど色々な使い方が思いつくだろう。




スマート家電の普及によって追加された新規機能

Nature Remo3の新規要素は大きく分けると下記のようなものになる。

1.より馴染みやすくなった外観デザインとUI
2.高精度化したセンサー
3.Bluetooeh機能の搭載

やや丸みを帯び、小型化した外観は、部屋に馴染みやすく、親しみやすいものになり、これと同時に初期設定などのユーザーインターフェースに関してもシンプルな「スマート家電に不慣れなユーザーにも優しい」ものになった。
また、高精度化したセンサによってより細やかなオートメーション機能も実現したという。


そして、今回の世代の最も大きな変化はBluetoothの搭載だ。
これにより、「Bluetooth対応家電のスマートな操作や複数機器を巻き込んだオートメーション機能の作成」が可能になった。

Nature Remo3発売時からの連携を予定している自動開閉カーテン、モーニンプラスのように「スマートフォンとの連携により高度な設定が可能になった家電」は近年急速に増えてきている。

しかし、これは各製品が独自のアプリのインストールや設定を要求するため、却って煩雑になってしまうというあらたな問題を引き起こしている。

また、それ以外にも、上記のオートメーションのように、複数の機器を組み合わせ操作や外出先からの操作、スマートスピーカーからの操作、といった高度な機能を実現するには、より複雑な設定や、各機器のホームハブのような製品を新たに購入をしなければならない場合が多かった。
今回のNature Remo3のBluetooth搭載は、それらの問題への一つのアンサーだろう。


外観やUIのシンプル化と、Bluetooth機器への対応は、「ちょっと高級な機種を買っただけなのに、複雑なアプリ連携機能や初期設定などに悩まされているユーザー」にも、最適なスマートハウスソリューションが提供しよう、という心意気の現れだろう。

おそらく、赤外線コントローラへの対応に比べてBluetooth機器への対応は一段ハードルが高くなると思われるが、本物のスマートホームの実現に向け、着実に歩を進めているNature Remoの今後に期待したい。

旧機種(右2つ)との比較表。なお、Nature Remo3は現在8,980円(税込)の特別価格で先行予約受付中だ。
関連サイト
Nature株式会社

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梅田 正人

大手電機メーカーで生産技術系エンジニアとして勤務後、メディアアーティストのもとでアシスタントワークを続け、プロダクトデザイナーとして独立。その後、アビダルマ株式会社にてデザイナー、コミュニティマネージャー、コンサルタントとして勤務。 ソフトバンクロボティクスでのPepper事業立ち上げ時からコミュニティマネジメント業務のサポートに携わる。今後は活動の範囲をIoT分野にも広げていくにあたりロボットスタートの業務にも合流する。

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