AIチャットボットのデータを蓄積 小田急電鉄がチャット形式でお問い合わせるできるサービスを7/1から開始
小田急電鉄は「忘れ物の保管状況」や「特急ロマンスカーの空席状況・発着時刻」に関してチャット形式でお問い合わせできるサービスを2020年7月1日(水)から開始することを発表した。(上の画像はイメージ)
同社は将来にわたりユーザーのサービスの維持・向上をするべく、AI技術を活用した自動応答システム(AIチャットボット)の導入を目指している。今回の施策はその準備段階として、小田急電鉄に寄せられる「よくある質問」をデータとして蓄積していくことも狙ったもの。今後もテクノロジーを活かして、より一層便利な鉄道サービスの提供に努めていくとしている。
システムは株式会社空色のWeb接客ソリューション「OK SKY」を使用
7月1日より開始するサービスは小田急お客さまセンターや駅窓口でのお問い合わせ内容の一部を「小田急電鉄のホームページ」やスマートフォンアプリ「小田急アプリ」からチャット形式で連絡し、係員が回答する。電車内など通話ができない環境において「お忘れ物の保管状況」や「特急ロマンスカーの発車時刻・空席状況」をパソコン・スマートフォンから会話に近い感覚で気軽に確認できることが特徴。システムには株式会社空色のWeb接客ソリューション「OK SKY」を使用している。サービス対応時間は11時~18時まで(年中無休)。
小田急電鉄ホームページからの利用
ホームページへの「チャットでのお問い合わせ」に関するバナーの掲出は7月1日(水)11時を予定。
1.小田急電鉄ホームページ「トップ画面」の上部バナーから「お問い合わせ・FAQ」をクリック。
2.「お忘れ物について」または、「ロマンスカーについて」のページ下部に「チャットをはじめる」のバナーが表示され、クリックするとチャット画面が表示される。
小田急アプリからの利用
小田急アプリからの利用は7月1日(水)以降、順次実施可能となる予定(アプリのアップデート作業が必要)。
1.アプリ画面下部にある「もっと見る」をタップ。
2.「特急・お忘れ物のご案内」をタップするとチャット画面への案内が表示される。
スマートフォンアプリ「小田急アプリ」
「小田急アプリ」はリアルタイムの列車走行位置や駅の混雑状況、駅付近から出発するバスの時刻・のりばといった小田急沿線の移動時に必要となる情報に加え、沿線のおでかけやグルメ情報などを知ることができるスマートフォン向けの無料アプリケーション。。2017年6月より配信を開始し、これまで約37万人(2020年5月末時点)のユーザーがダウンロードしている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。