人が商品をピックアップしてロボットが運ぶ GROUNDが自律型協働ロボット「PEER」(ピア)を試験導入する有料サービスを開始

GROUND株式会社は自律型協働ロボット「PEER」(ピア)を期間限定で試験導入できる有料サービス「PEERアセスメントプログラム」の提供を2020年7月1日(水)より開始することを発表した。

「PEERアセスメントプログラム」ではユーザーが本格導入の意思決定を行う前に固有の環境で「PEER」を試験的に利用し、得られる効果やオペレーションを体験・評価できる。試用期間は2週間〜4週間。試用可能台数は6台〜12台。実施場所はユーザーが有する施設・現場(ネットワークが使用できる環境)、もしくはGROUNDのR&Dセンター「playGROUND」(プレイグラウンド)。

「PEERアセスメントプログラム」の流れ


ピッキングした商品を運んでくれる「PEER」

「PEER」(ピア)は作業者がピッキングした商品を運んでくれる自律型のロボット。オーダー情報を受け取ると自律的にその商品が置かれた場所まで移動し待機。作業者は待機しているロボットを見つけ次第、そのロボットの場所まで移動し、ロボットに表示される案内にしたがって対象となる商品をピッキングし、ロボットに配置したコンテナに載せるだけ。


GROUNDが提供する自律型協働ロボット「PEER」

ロボットに追随するのではなく、待機している「PEER」に対して作業を行う


「PEER」の特長と導入メリット

・SLAM技術にカメラおよびLiDARからの情報を融合させることにより、リアルタイムにロボット自身が位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能。さらに、経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定できる。
・物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更をすることなく、スピーディーな導入が可能。
・直観的で簡単なタブレット操作により、作業者への教育を削減できる。
・ニーズや波動に合わせて、フレキシブルにPEERの台数を増減できる。
・ゾーンピッキング(下図)の推奨により、ソーシャルディスタンスの確保に寄与。




関連サイト
GROUND株式会社

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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