QBIT Roboticsが提供する自動搬送ロボットサービスを株式会社三笠会館が採用。これに伴い、シーフードやステーキなどの厳選食材のグリル料理とともに、オーダースタイルのサラダバーを提供するレストラン「THE GALLEY SEAFOOD & GRILL」が2020年7月6日(月)にオープンする運びとなった。
ロボットを用いたオーダースタイルのサラダバーでは、利用客がオーダーしたサラダをロボットが席まで届ける。ロボットは上部に手をかざすだけで元の戻る設計のため、利用客は「非接触」「非対面」でサラダを何度でも注文できる。レストランにはロボットの他、タブレットによるオーダーシステム、セミオートキャッシャーなども導入された。今後は、下膳の手伝いやお誕生日祝いの手伝いを担うことも検討しているという。
QBITは、ロボットを用い「非接触」(利用客同士と店舗スタッフも直接接触しない)「非対面」(利用客と店舗スタッフが対面接客を行わない)でオーダースタイルのサラダバーを楽しめる店舗オペレーションを開発し提供。Withコロナ時代に適合する店舗構築に貢献したことを発表した。
・名称:THE GALLEY SEAFOOD & GRILL by MIKASA KAIKAN
(ザ・ギャレイ シーフード アンド グリル バイ ミカサカイカン)
・開店日
2020年7月6日(月)
・場所
二子玉川駅徒歩2分 玉川高島屋S.C.南館6F
〒158-0094 世田谷区玉川3-17-1
・営業時間
11:00~22:00(ラストオーダー:21:00)
・定休日
玉川高島屋の定休日に準じる
・想定価格
2500円~4500円、アラカルト1800円~
レストランの中で違和感が少ないフォルムに表情があるロボット仕様
三笠会館では数年前から様々なIT技術を活用したレストランの新しいカタチを模索してきた。その目的は「テクノロジーとの協働で生まれるゆとりをレストラン本来のサービスや料理の質の向上につなげること」と「スタッフにとって働きやすい環境を作る」こと。
このような背景の中、Withコロナの時代にオープンすることとなった同店舗では、新しい生活様式にそった安全なサラダバーのオペレーションを構築するため、QBITのロボットサービスの導入を決定。
シンプルでレストランの中で違和感が少ないフォルムや表情があるロボット仕様に加え、QBITによるロボット走行路の整備やエンターテイメント的なコミュニケーション要素の追加等のサポートが導入のポイントになったという。
「非接触」「非対面」を実現する「自動搬送ロボットサービス」の提案を推進していく
QBITは同店舗を皮切りに、自動搬送ロボットを活用したサービス提案とソリューション構築を加速させていく。具体的にはWithコロナ時代の店舗構築に課題を抱える企業に対し、「非接触・非対面による感染リスク低減と省人化による生産性向上が同時に見込めるロボットの活用を推進。ロボット活用の相談から具体的なロボット実装の提案、周辺機器を含めたシステム設計や環境の構築、導入支援や運用サポートまで支援する。なお、QBITは自動搬送ロボット提供元のKeenon Robotics社の認定ディストリビューター
自動搬送ロボット活用サービスの具体例
・ブッフェ、バイキング、食べ放題などの店舗にて、ワゴンサービスとして搬送ロボットを活用。
・宴会や立食パーティにて、ドリンク配り係として活用。
・飲み物や焼き立てパン、取り皿などを席まで届けるシーンで活用。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。