株式会社ウェザーニューズは企業や自治体のDX推進を気象データの切り口から支援するWxTech(ウェザーテック)サービスのデータラインナップの一つとして、商品需要予測や最適な広告配信など、マーケティングに広く活用可能な「1kmメッシュ体感予報API」の提供を7月9日より開始することを発表した。
人の体感を10ランクで予報し、体感情報に合わせて広告配信等が可能
1kmメッシュ体感予報APIではウェザーニューズに寄せられるユーザーからの体感報告と天気・気温・湿度・風速などの気象データの分析から、「暑い」「蒸し暑い」「ジリジリ暑い」「肌寒い」「寒い」「ちょうどよい」など、人の体感を10ランクで予報。この体感予報を活用し、商品やサービスの需要を正確に予測することで、売り切れ・売れ残りを防ぐ商品発注の最適化や業務の効率化が期待できる。また、体感情報に合わせた広告配信等も可能。
データランク
1. 厳しい寒さ
2. 寒い
3. 肌寒い
4. ちょうどよい
5. 暖かい、涼しい
6. 暑い
7. カラッと暑い
8. 蒸し暑い
9. ジリジリ暑い
10. 厳しい暑さ
データ解像度
<水平解像度>
1kmメッシュ/日本国内
<時間解像度>
1時間ごと/48時間先まで
体感予報は過去9年半に全国から寄せられた約1,500万通にものぼる体感報告と報告時の気象データとの分析結果を基にしているため、北海道と沖縄での暑さや寒さの感じ方の違いなど、地域特性も反映している。データは全国1kmメッシュ/1時間単位で取得することが可能。
1kmメッシュ体感予報APIの活用例
・売り上げ予測
商品需要を予測し、発注を最適化。売り切れ・売れ残りを防ぐ
・天気(体感)連動広告
商品・サービスへの興味関心を予測し、最適なエリア・タイミングでのプロモーションを実施
・電力需要予測
電力需要を予測し、発電計画に活用
・タクシーの配車予測
乗車率を予測し、効率的な配車を実現
企業や自治体のDX推進を気象データの切り口から支援「WxTech」
ウェザーニューズが5月28日に開始したWxTech(ウェザーテック)は、ビジネス課題や社会課題解決を目指した企業や自治体のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を気象データの切り口から支援するサービス。ビジネス分析・予測に活用可能な高解像度/高精度な気象データAPIを備え、サービスサイトでは手持ちのデータと気象データとの相関分析を無料で試すことが可能。
ウェザーニューズでは生活に最も身近であらゆるビジネスに影響を及ぼす気象情報のプラットフォームとして、WxTechサービスを通して企業や自治体の気象データ活用をサポートするととともに、今後もビジネス活用可能なAPIの充実化を進めていくとしている。
WxTech(ウェザーテック)
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。