AIアシスタントPLEN Cubeとレセプトシステムが連携 医療・ヘルスケア施設の非接触と自動化に貢献 顔認証・予約・自動受付など

AIアシスタント”PLEN Cube”を開発するPLEN Roboticsと全国4,000件以上の治療院等へパッケージソフトの販売実績を持つ日本システムクリエイト(以下 、NSC)は、健康・医療・ヘルスケア分野でのソリューション開発及び販売について業務提携契約を締結したことを発表した。
提携によりPLEN CubeはNSCのレセコンシステム”Booster”と連携し、予約から施術、⽀払いに⾄る患者⾏動の全ステップをデータ化し、人手不足に悩む健康・医療・ヘルスケア施設の業務の⾮接触・⾃動化に貢献する。

PLEN Cube。AIアシスタントやセンサー類と連携して会話するロボット


PLEN Cube Booster連携版の機能

PLEN Cube Booster連携版は、⾃動受付、留守番、予約・顔登録機能を持ち、レセコンシステム Booster とデータ共有することにより、予約から施術、⽀払いに⾄る患者⾏動を⼀元管理し、少⼈数による施設の運営をサポートする。





1.来院時の⾃動受付機能

PLEN Cubeが⼈感センサー⼜は⾳声によって患者の来院を検知し、予約確認と⾃動受付を行う。顔認証により、初診、再診、月をまたいだ再診という患者のステイタスを判断し、それぞれに応じた情報と対応をフィードバックする。


PLEN Cubeの前に立つか「ヒラケゴマ」と話しかけるとで顔認識開始

顔を認証し、その人にあった対応を行う。例えば初診の場合は「保険証の提示をお願いします」と言う

複数回来院する人の場合、「イスにお掛けになってお待ちください」と言う



2.留守番機能

スタッフ不在時の患者来院の際、PLEN Cubeがスタッフの戻り時間を患者に伝えると共に来院時の顔写真をスタッフのメールアドレスへ送信し、患者の来院を通知する。さらに、外出先のスタッフがメールを送るとPLEN Cubeが⾳声合成機能を使ってメッセージを読み上げることも可能。


スタッフの不在時はPLEN Cubeがスタッフの戻り時間を患者に伝える

留守番の新規来院は事前に登録したメールアドレスへ通知が行われる

通知のイメージ



3.予約及び顔登録機能

Webアプリを通じて、予約及びPLEN Cubeへの顔登録を行うと共に、Boosterと情報を共有し、人手を介さず⾃動的に予約から施術、⽀払いに至る患者行動を記録・保存する。


スタッフが管理者としてログインすることで営業日程などを設定できる

利用開始するためにタブレットで患者情報を登録

登録する際には顔認識用の写真も登録する


カレンダーから利用したい日付を選択すれば予約完了

カレンダーのイメージ

【動画】

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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