2020年8月5日(水)13時よりガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」にて、動くガンダムのデザインやポージング、ギミックなどを発表する「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA 進捗報告会」が配信された。全長約18mの実物大動くガンダムの頭部が結合され、ついに本体が完成した。
また、予定されているポージングやモーションの一部が発表されるとともに、今回のガンダムのバックストーリーも公開された。
実物大ガンダム、ついに頭部を取り付け
2020年7月29日(火)、横浜・山下ふ頭のイベント会場において、ガンダムのボディと頭部の取り付け作業が行われ、ついに動く実物大ガンダムの本体が完成した。
今後、オープンに向けてモーションの調整等を行っていく。
■入頭式の様子を番組動画内で公開
2種類のポージングを発表
また今回、読者が期待に胸を膨らませて情報を待っていた、動く実物大ガンダムがどのように動くのか、そのモーションやポージング(予定)についても発表があった。
ひとつは『機動戦士ガンダム』(1979年放送)の名シーンの1つでもある「ラストシューティング」をイメージしたもの。本体が右腕を天高く上げるポージングだ。
もうひとつは意外にも『∀ガンダム』(ターンエーガンダム)(1999年放送)から採用される。ターンエーガンダムを彷彿させるポージングは、両腕を前に差し出したもの。
その他、さまざまなモーションが予定されているという。
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』 進捗報告会
8月6日(木)より予約開始となるガンプラ『RX-78F00 ガンダム』情報。
先日着工された動くガンダム本体と頭部をドッキングする様子など『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』の進捗と最新情報。
スペシャル映像。
【速報】横浜「動く実物大ガンダム」RX-78F00とガンダムドックがガンプラに登場 横浜会場の進捗報告会を8/5にYouTubeで配信
【速報】横浜「動く実物大ガンダム」RX-78F00とガンダムドックがガンプラに登場 横浜会場の進捗報告会を8/5にYouTubeで配信
『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』バックストーリー
「RX-78F00 GUNDAM」の誕生
U.C.(宇宙世紀)0079、スペースコロニー「サイド 7」で起動した「RX-78-2 GUNDAM」。それは、一年戦争時の地球連邦軍のパイロット「アムロ・レイ」の機体として数々の戦いをくぐり抜けて来た。そして、その機体は「ア・バオア・クー」の激戦の中で失われた、と言われている。
その後、極東アジア地区の地球連邦軍関連施設『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』の近郊において、「RX-78」タイプと思われるパーツが大量に発見された。西暦の時代から大型貨物のターミナル港であったYOKOHAMAは、地球圏において巨大なMSのパーツを秘密裏に輸送/保管するのに格好の地であったのかもしれない。しかし、今回発見された「RX-78」タイプの各部パーツについての記録は一切残されていなかった。
そこで、その技術上の情報を解明するため、さまざまな領域のエンジニアたちが『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』に密かに集結。バラバラに保管されていた多数のパーツを長い時間かけて、研究・分析・再構成することになった・・・。
それは、あたかも新型の GUNDAM を新たに開発していくようなプロセスであった。発見されていないパーツもいくつか存在し、ミノフスキークラフトに関する資料なども見つかってはいない。そして、約 2 年の研究 ・開発を経て、この 『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』で、再構成された MS の起動実験がいよいよ始まる!研究にかかわったスタッフたちは、この機体を「RX-78F00」と呼んだ。
一般社団法人ガンダム GLOBAL CHALLENGE と株式会社Evolving G が、『機動戦士ガンダム 40 周年プロジェクト』の一環として横浜市と連携した『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』を2020 年の年内から期間限定でオープン予定。
「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」は、18mの実物大ガンダムを動かし、一般公開を目指すという夢の実現に向けて 2014 年から計画を進めてきました。幅広くアイデアやプランを募集しながら、研究者、エンジニア、クリエイターなど各界のプロフェッショナルが集結し、いま何ができるのか議論を重ね、設計と検証を繰り返してきました。その成果として、横浜・山下ふ頭に『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』を年内にオープン予定です。ガンダムという海外からも高い注目を集めるコンテンツと日本のものづくり、優れた技術力の融合をライブでご体感ください。
【速報】横浜「動く実物大ガンダム」RX-78F00とガンダムドックがガンプラに登場 横浜会場の進捗報告会を8/5にYouTubeで配信
身長18mの実物大ガンダムを動かそう!今秋のオープン延期 会場はどこまでできてる? 機動戦士ガンダム40周年プロジェクト
【速報】動く実物大ガンダムの仕様がわかった 立像で体重25トン、外装はカーボン、なんと24自由度、施設はドックとタワーで構成
【速報】身長18mの実物大ガンダムを動かす「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」は今どうなっている? サンライズら「夢と苦悩と感動」を語る 日本ロボット学会学術講演会で
ついに18mの実物大ガンダムが動く! 2020年夏から1年間、横浜で
ABOUT THE AUTHOR /
神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。