リアルアバター株式会社は最新鋭全身3Dスキャナーの販売・提供を法人向けに開始することを発表した。価格はオープン。
同全身3Dスキャナーはプロジェクターによるノイズパターン照射撮影と通常撮影の連写を可能にし、これまで不得手としていた真っ黒や一様な表面の衣服などでも、生成される3Dモデルのクオリティが向上。また、全てのカメラは折り畳み可能な独立した細身の柱ユニットに格納され、一人で10分以内に組み立てやバラシが可能。フライトケース3つに全てが収まり、運搬も容易となっている。現在、浅草スタジオに設置・稼働している。
作成された3Dデータやリアルアバターは以下の様々な用途で活用されている。また今後は、VR/ARといった成長有望なテクノロジードメインを中核に、エンターテインメント、ファッション/アパレル、フィットネス/ヘルスケア/医療、スポーツ、演劇・舞台といった幅広い分野での活用が見込まれている。
■3Dデータやリアルアバターの用途
・ClusterやVRChatといったバーチャルSNS、VRプラットフォームサービスでのアバター利用
・各種VR/ARアプリ、ゲームでの利用
・記念のタイミング(子ども、結婚を控えたカップル、社長就任)
・タレント/アーティストをモデルにMusic Videoや地上波TV番組/各種映像制作への利用
・2次元キャラクターVTuberの3Dリアルアバター放送
・アパレルブランドの新商品を3Dデータで紹介
・フィギュア化
3Dモデルの生成にはPhotogrammetry技術を利用
全身3Dスキャナーの3Dモデルの生成は、フォトグラメトリ(Photogrammetry)技術を利用しており、導入する法人はRealityCapture/3DF Zephyr/Metashapeなどのフォトグラメトリ(Photogrammetry)ソフトウェアとそれを実行するハイエンドPCが必要。同社はRealityCaptureに関しては、処理の自動化プログラムの提供を別途できるとし、「.usdzファイル」や「.glbファイル」への自動変換ツール、各種ホスティングサーバーへの自動アップロードツールも用意しているという。
なお、フォトグラメトリ技術では、特徴点抽出の困難さから不得手とする衣服/対象が存在し、以下などは当該部分に凹み/欠け/穴が発生する可能性など、カメラでのキャプチャ画像の解像度等の限界と合わせて、100%完全な3次元再構成は難しいものもある。
・光を反射する/光沢のあるもの
・光を透過する生地/材質
・特に細い/薄いもの
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。