【速報】NVIDIAが「秋のGTC 2020」を開催 ジェンスン フアン氏の基調講演、500超のセッション、日本独自のプログラムも準備 10/5〜9

NVIDIAは2020年10月5日〜9日までの日程で「GPUテクノロジカンファレンス」(略称GTC)を開催することを発表した。基調講演(録画)に登壇するのは創業者兼CEOのジェンスン フアン氏(上の写真)。10月5日(月)、22:00(日本時間)開始の予定。
参加料金はデジタル カンファレンスが$99、デジタル カンファレンス + DLIワークショップが$198。9月25日までは早期割引価格が用意され、それぞれ$49、$148。


AIや自律動作マシン、エッジコンピュータ分野などの最新情報

GTCでは幅広い産業や行政サービスに向けたAI、自動運転、対話型AI、自律動作マシン、データサイエンス、グラフィックス、ハイパフォーマンスコンピューティング、エッジコンピューティング、ネットワーキング、VRなどに関する最新のイノベーションを取り上げる。それぞれで、ライブデモ、専門的なコンテンツ、現地のスタートアップやスポンサーから発信される情報などにアクセスできる。


日本向けセッションも

そしてこれらは、北米、ヨーロッパ、イスラエル、インド、台湾、日本、韓国の7つの地域で個別のプログラムが配信される。グローバル向けのセッション等は英語だが、日本向けに企画している約60のトークセッションはほとんどが日本語での実施が予定されているという(現時点では予定)。日本向けのものはNVIDIA Japanや日本の企業、教育機関からのスピーカーが中心となる。

日本の参加者の一例は慶應義塾大学、中部大学、九州大学など。高等教育機関の専門家によるセッションも含め、約60のトークセッションを予定。トークでは医療用画像、ディープラーニング、エッジコンピューティング、ネットワーキングなどのトピックが焦点となる。また、北米の120以上のトークにも参加可能。

また、前述のとおり、10月5日22時(日本時間)からはNVIDIAの創業者/CEOであるジェンスン フアン(Jensen Huang)氏の基調講演(録画)が配信される。なお、基調講演は英語だが、前回のGTC 2020(デジタル:オンライン配信)と同様、日本語の字幕をつけたものが事後、配信される可能性もあるようだ。


GTCでは500を超えるセッションを予定

GTCではライブのセッションやオンデマンドの録画を含め、500を超えるセッションが行われる。ライブセッションではAIやその他の分野を専門とするさまざまな企業や組織の専門家への質問や対話の機会を得ることができる。また、GTCでは専門家と政策立案者がともに、国家戦略から公正なAIにいたるまでさまざまなトピックを議論する一連のパネルディスカッションも予定されている。


スポンサーにはAWS、Google Cloud、Microsoft、Oracle、Facebook、Dell Technologies、Hewlett Packard Enterprise、VMware、Cisco、Lenovo、ASUS、Booz Allen Hamilton、IBMなどが名を連ねる



終日トレーニングワークショップ

開発者はNVIDIA Deep Learning Institute(DLI)が主催する終日トレーニングワークショップ16講座の1つに参加登録し、スキルを強化することもできる。ワークショップは世界のどこでも利用でき、CUDA、RAPIDS、自然言語処理、その他の最新スキルについて学習できる。


NVIDIA Inception が主催するスタートアップによるセッション

さらにGTCではNVIDIA Inception が主催するスタートアップによるセッションも行われる予定。セッションでは世界をリードするAIスタートアップのCEOによるプレゼンテーション、NVIDIAのエンジニアによる技術セッション、AIが次にどこへ向かおうとしているのかに関するVIDIAの経営陣とのパネル ディスカッションなどを予定。

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム