あべのハルカス近鉄本店は、2020年8月24日、スヌーピーの展覧会「スヌーピー・ファンタレーション」を同年9月16日より開催すると発表した。愛知工業大学とのコラボレーション企画である「スヌーピーロボ」は、約3年の歳月をかけたロボット。ディスコダンスを踊る「ダンシングスヌーピー」と可愛いポーズをとる「ファニースヌーピー」の2体が実演展示される。
同展のテーマは、チャールズ M.シュルツの約50年にわたる新聞掲載コミック「ピーナッツ」の人気キャラクターであるスヌーピーと、科学の原理や技術の進歩を活用した「サイエンスアート」とのコラボレーションだ。最先端ロボット技術を駆使した1970年代のディスコダンスを踊るダンシングスヌーピーや、27年前日本で作られアメリカに渡ったカラクリオブジェ、4コマコミックを約5,000枚使用したモザイクアートなどの作品を展示する。また、展覧会限定のオリジナルグッズなど多数登場し、スヌーピーがサイエンス芸術とコラボレーションした魅力ある展示を楽しむことができる。
なお、同展は全国巡回のイベントだが、あべのハルカスが最終開催地となっている。
1950年、チャールズ M.シュルツ氏のコミック「ピーナッツ」が7つの新聞紙上でデビューを飾った。それ以来、チャーリー・ブラウン、スヌーピーをはじめとするピーナッツ・ギャングたちは、ポップカルチャーに不滅の足跡を残してきた。2019年11月1日から Apple TV+で始まった新シリーズ“Snoopy in Space”をはじめ、「ピーナッツ」のアニメーション作品は、北米の他、YouTubeのWildBrain Spark のネットワークなど、主要ネットワークやストリーミングサービスで放送されている。さらに 2018 年、同作品は、NASA とスペース・アクト・アグリーメント(宇宙探査と STEM への情熱を啓発するよう次世代の子供たちに向けてデザインされたプログラム)で複数年の提携を行った。
同作品について、日本では株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツがエージェントとして、ライセンスビジネスを展開。2020年10月2日に迎える原作コミック連載満70周年を前に、2019年10月2日より70周アニバーサリーイヤーがスタートしている。
スヌーピーロボ:「ダンシングスヌーピー」と「ファニースヌーピー」
同展のメイン展示は、愛知工業大学とのコラボレーション企画である「スヌーピーロボ」と、「不思議なお絵かき」だ。約3年の歳月をかけたロボット、ディスコダンスを踊る「ダンシングスヌーピー」と可愛いポーズをとる「ファニースヌーピー」の2体を実演展示する。「不思議なお絵かき」ゾーンでは、お絵かきシートに自分で描いた絵が立体で動きながらスクリーンに映し出される参加型展示の企画となっている。
ロボスタでは2018年3月にスヌーピーロボを取材。その時の動画が下記。これ以来、スヌーピーロボに変化は? 勝手に期待に胸を膨らませている。(関連記事「3種類の「スヌーピーロボット」を見てきた! アート展「スヌーピー・ファンタレーション」」)
■【動画】【スヌーピーロボット①】ダンシングスヌーピー SNOOPY Robot, DANCING SNOOPY
■【動画】【スヌーピーロボット②】ファニースヌーピー SNOOPY Robot, FUNNY SNOOPY
モザイクアートや凱旋オブジェなど、その他多数登場
展覧会オリジナルグッズの一例
▼ あべのハルカス近鉄本店「スヌーピー・ファンタレーション」概要
期間 | 9月16日(水)~10月6日(火) |
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場所 | ウイング館4階第2催会場 ※有料コーナーは各日閉場の30分前まで ※最終日は15:00で閉場 |
入場料 | 税込500円(未就学児無料) |
主催 | スヌーピー・ファンタレーション制作委員会 |
後援 | アメリカ合衆国大使館 |
特別協力 | Charles M. Schulz Creative Associates、Peanuts Worldwide LLC |
協力 | AIT愛知工業大学、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ |