Amazon Echoシリーズの新製品を発表!今度のEchoは球体デザイン、音質をさらに改良 「Echo」「Echo Dot」「Echo Dot with clock」

Amazonが新しい「Amazon Echo」シリーズを発表した。新しくなったのは「Echo」「Echo Dot」「Echo Dot with clock」、画面付きの「Echo Show 10」だ。Echo Show 10については別記事で紹介する。
今回の新製品で最も特徴的なのは新しく球体デザインを採用したこと。さらに音質の向上やAlexaの新機能追加などが行われる。発売予定日は2020年10月22日、届くのは発表日時点で10月下旬。「Echo Dot with clock」のみ、発売予定日は2020年11月5日、届くのは11月上旬となっている。Amazonでは既に予約注文が始まっている。

新しくなったEchoシリーズのラインアップ。左からEcho Dot with clock、Echo、Echo Dot、Echo Show 10。Echo Show 10の記事はこちら




Echo (第4世代)

「Amazon Echo」(第4世代)は、新しい球体デザイン、Dolbyステレオサウンド対応、Zigbee対応スマートホームハブ内蔵、が主な特徴となる(従来は円筒型のデザイン)。
これまで「Echo」と「Echo Plus」の品質をひとつに収めたデバイス。さまざまな空間にも映える球体、ファブリック仕上げのデザインを採用した。カラーは3色。チャコール、グレーシャーホワイト、トワイライトブルー。価格は¥11,980。(価格はすべて発売日時点)

「Amazon Echo」(第4世代)、チャコール。Amazonの公式ページ

カラーは3色。左からチャコール、グレーシャーホワイト、トワイライトブルー



3.0インチのウーファーと2つのツイーターを搭載

「Echo」は3.0インチのウーファーと2つのツイーターを搭載し、クリアな高音、ダイナミックな中音、そして深みのある低音で、Dolbyステレオサウンドを楽しむことができる。新しいEchoはEcho Studioと同様に、自動的にデバイスが設置された空間の音響特性を感知し、最適な音質でのオーディオ再生を微調整できるため、お気に入りの音楽を設置場所に合わせてリッチで細やかなサウンドで再生する。



新たに開発した「AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」搭載

Zigbee対応のスマートホームハブを内蔵し、BLE(Bluetooth Low Energy)にも対応。
さらに「Alexa」も進化する。Amazonが開発した機械学習の高速化に対応する新しいシリコン・モジュール「第1世代AZ1ニューラル・エッジ・プロセッサ」(Amazon’s first-generation AZ1 Neural Edge processer)を搭載。Amazonの強力なAI推論エンジンと、AZ1でのニューラル音声認識機能がAlexaにユーザーのリクエストをより早く伝え、Alexaがより早く応答するようになる(現在は米国のみ対応)。今後日本でも高速化された音声認識機能が提供開始となる予定(提供開始日は未定)。



操作ボタンやサイズ、インタフェース等






「Echo Dot」と「Echo Dot with clock」

「Echo Dot」は「第4世代」となる。「Echo」と同様に球体デザインを採用し、サイズはコンパクト、ファブリック仕上げで、前掲の写真のように小さな「Echo」といった感じだ。「Alexaがさまざまな場所にスタイリッシュに溶け込む」ことを意識した。カラーは3色。チャコール、グレーシャーホワイト、トワイライトブルー。価格は¥5,980。

「Echo Dot」(第4世代) チャコール。Amazonの公式ページ


コンパクトながらもパワフルな音質を目指し、明瞭なボーカルとバランスのとれた低音により、豊かなサウンドを再生する。



「Echo Dot」操作ボタンやサイズ、インタフェース等



「Echo Dot with clock」は「Echo Dot」と同様に改良され、LEDディスプレイで時刻や気温、タイマー、アラームを簡単に確認することができる点で異なる。カラーは3色。チャコール、グレーシャーホワイト、トワイライトブルー。価格は¥6,980。
なお「Echo Dot with clock」のアラームをタップしてスヌーズする機能は「Echo」と「Echo Dot」でも利用できるようになった。

「Echo Dot with clock」(第4世代) トワイライトブルー。Amazonの公式ページ




環境に優しいリサイクル素材を使用

気候変動対策に関する誓約(Climate Pledge)に基づき、新しいEchoシリーズは、100%再利用のファブリックやダイカスト・アルミニウム、プラスチックを素材に採用した。さらに、新製品のパッケージは大部分が木質繊維をベースにしており、その原材料については適切な方法で保全管理された森林またはリサイクル資源から調達。持続可能な素材を使用していることに加えて、使用していない間の消費電力を抑制する低電力モードが搭載されており、製品をお使いいただいている間、省エネルギー効果がある、としている。
Amazon Alexa担当 シニア・バイス・プレジデントのトム・テイラー(Tom Taylor)氏は、新しいEchoシリーズについて次のように語っている。

トム・テイラー氏

これまで開発してきたEchoシリーズのなかでも、最高品質のEchoデバイスをお届けします。EchoとEcho Dotは美しいデザインとさらに改良された音質を備え、Echo Show 10は完全に新たなものへと生まれ変わりました。新たなEcho Show 10では使用中であればお客様の動きに合わせてスクリーンが回転し、お客様は部屋の中のどこにいても常にスクリーンを見ながら、Alexaに自然に話しかけることができます。さらにNetflixも今後視聴可能になる予定であり、Alexaはさらに賢く進化します。


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ロボスタ編集部

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