「ロックマン」を作ってプログラミングを学ぶ書籍 学研プラスより発売 専用キットはアーテックから同時発売
学研ホールディングスのグループ会社、株式会社 学研プラスは、『メイクロックマン 史上最大のプログラミング』を2020年11月5日に発売することを発表した(電子版あり)。同書籍ではプログラミングの基本からオリジナルゲーム作りまで、ロックマンの世界観の中でプログラミングを学ぶことができる。ソフトは「スクラッチ3.0」をベースにした「スタディーノビット」を使用し、PCやタブレットで無料ダウンロードすることができる。書籍の価格は2,500円(税抜)。書籍のみでもプログラミングができるし、加速度センサーとタッチセンサーを内蔵した「ロックバスター型コントローラー」専用キット(別売)と組み合わせると、もっと楽しく学べそうだ。
自分の腕に「ロックバスター型コントローラー」装着してロックマンを操作
同書籍に完全対応した専用キットが株式会社アーテックから同時発売される(価格は未公表)。専用キットには『ロックマン』の“体感型”コントローラーが組み立てられる『アーテックロボ2.0』のロボットパーツが付属し、差し込むだけで、ロックバスター型コントローラーを作ることができる(作り方は書籍の中盤で解説)。ロックバスター型コントローラーには加速度センサーとタッチセンサーが内蔵され、USBケーブルやBluetoothでパソコンなどのデバイスに接続することができる。右に傾ければ画面内のロックマンが右へ、上に傾ければロックマンがジャンプ、といった具合にロックマンをプログラミングして操作することができる。
ロックマンを自分で作るプログラミング書籍
ロックマンといえば世代を超えて愛されている超名作ゲーム。特殊武器を駆使してエアーマンに挑んだこと、耳に残る秀逸なゲーム音楽、Dr.ワイリーの土下座姿、そんなロックマンのゲームを自分で作って遊んでいるうちに、自然とプログラミングの力が身につく教材が誕生した。
ロックマンの世界を原作そのままの音楽と画像でプログラミング
エアーマンのBGMやロックバスターを撃つ効果音、キャラクターやステージの画像まで、すべてホンモノのデータを使った学習用プログラムデータを用意。プログラミングの基本からオリジナルゲーム作りまで、ロックマンの世界観の中で学べる。
プログラミングはスクラッチ3.0ベースのソフトを使用。
プログラミングに使用するソフトは「スクラッチ3.0」をベースにした「スタディーノビット」。PCやタブレットで無料で使える。ブロックを画面にドラッグし、組み合わせてプログラミングすることができる。また、プログラムを作る方針をじっくり考えさせるページや、座標の考え方や不等号の計算などの、算数の基本的なことがらも学習できる。ロックマンという楽しさに加えて、プログラミングの本質的な学び、算数の学びをきちんと押さえたつくりとなっており、かんたんなスクラッチの学習を終え、次の教材を探している人にもおすすめの一冊。
キット+本のクラウドファンディング、開始40分で目標達成
同商品は今回の発売に先駆けてアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」(マクアケ)にて、9月7日より本書と専用キットのセットのクラウドファンディングを実施している。開始前から大きな話題となり、開始40分で目標金額の100万円を達成、16日間で用意していた個数500個が完売となった。Makuakeによるとプログラミング教材関連のクラウドファンディングにおいて、開始40分での目標金額達成は、最速の記録だという(2020/9/7時点。Makuake調べ)。現在は達成率1098%を超え、通常価格から550円引きの「ありがとう割」のみが購入可能になっている状態。クラウドファンディングは10月20日まで。
動作環境(公式より)
対応OS:Windows7/8.1/10
【ハードウェア推奨環境】
CPU:Core2 Duo(E6700)以上または相当品推奨
メモリ:2GB以上
USB対応ポート
■ Mac
対応OS:OS X 10.6以降(64bit版のみ)
【ハードウェア推奨環境】
上記対応OSの動作条件を満たす環境
■ iOS
対応OS:iOS11以降
【ハードウェア推奨環境】
上記対応OSの動作条件を満たすiPad
※iPhone、iPad miniは非対応
■ Android
対応OS:Android5.0以降
上記対応OSが初期状態でインストールされている端末で、画面サ
イズが10インチ以上のもの。
※全てのAndroid端末を動作保証しているわけではありません。
■ ChromeOS
・2016年以降に販売されたモデルで、Androidアプリおよび
Bluetooth4.0に対応した機種。
・または、USBポートが搭載されている機種。
※専用キットの基本ユニットをChromebookにつなぐのに、Bluetoothを使
用する場合と、USBケーブルを使用する場合とで、使用するソフトが異な
ります。ダウンロードサイトをご覧ください。
※全てのChromebook端末を動作保証しているわけではありません。
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。