タケロボのAIロボット「ロボコット」が品川区役所の窓口案内に!コロナ禍での社会貢献製品に認定、担当窓口を多言語で案内

東京都品川区では、区内中小企業の優れた自社技術・製品・サービスで社会貢献に寄与し、募集テーマに該当するものについて、 品川区や企業等への試供・導入などを積極的に行い、その先の販路拡大に繋がることを目的とした「社会貢献製品支援事業」を行っている。

令和2年度は、新型コロナウイルス感染症対策をテーマとして、新型コロナウィルス感染症に直面する危機を乗り越える取組もしくは新型コロナウィルス感染症に直面する危機に役立つ製品・技術を募集しており、この度、AI・ロボットの開発、提供を手掛けるタケロボ株式会社の、AIコミュニケーションシリーズが同製品に認定。AI・ロボットを用いて案内や質疑応答、説明などが提供でき、人同士の接触削減に繋がる同シリーズ製品「ロボコット」を2020年10月より品川区役所に試験導入した。同ロボットの導入は、自治体としては、23区で初の試みとなる。
また、同シリーズは、労働人口減少社会において、AI・ロボットが労働を代行する面での社会貢献も見込まれている。

ロボコット ピンク・ウサギ型




品川区役所への試験導入

同社、AIコミュニケーションシリーズの社会貢献製品への認定により、同シリーズのAIロボット「ロボコット」2台が、品川区役所に庁舎案内用として2020年10月より導入、設置された。同ロボットの特徴は、高い音声認識と回答精度を備え、AIの登録学習や成長、管理が簡単にできることだ。品川区役所用のAIデータも短期間で登録、セットアップしている。

区役所でのロボコットの利用方法

マイクを使って質問すると、該当部署を音声案内する他、フロアマップを画面表示し、目的地をわかりやすく伝えるもので、英語・中国語・韓国語にも対応している。同区は同製品の試験導入にあたり、案内カウンターの混雑緩和や、非対面方式の案内により新型コロナウイルス感染症拡大防止に期待していると述べている。






設置場所

● 本庁舎3階正面入口付近:ピンク・ウサギ型1台
● 第二庁舎3階正面入口付近:ブルー・ネコ型1台


品川区社会貢献製品支援事業公式ページ
https://www.mics.city.shinagawa.tokyo.jp/shinagawabrand/792.html

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ロボスタ編集部

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