新型コロナウイルスの感染拡大によりニューノーマルな時代を迎え、これまでの「当たりまえ」や「ライフスタイル」が大きく変わりつつある。テレワーク、リモートワークなどの働き方が周知の事実となり、観光地はインバウンドや団体客が激減し、密のない安心安全・清潔な場所、自然豊かな隠れた観光地など、地方の価値が高まっている。また九州においては、2020年7月豪雨により甚大な被害を受けた被災地の復興に向けて新たな取り組みが求められている。
九州周遊観光活性化コンソーシアムはANAホールディングスや日本旅行、地方自治体などの協力・参画・後援を得て、ハウステンボス、有田焼窯元と連携し、休暇(バケーション)中に仕事(ワーク)も行えるプラン『九州バケワーク』と称し、「ホテルの寝室空間」をコンセプトとしたキャンピングカーや施設の不稼働スペース、ハウステンボスホテル、佐賀県有田町のゲストハウスなどをシェア活用した移動型・滞在型ワーケーションの実証を行うことを発表した。
今回は都市一極集中から地方分散、休暇の分散化政策などの社会変化に備えて、交流人口・関係人口の受け皿となる地域のワーケーション環境整備や、広域観光ルート創造を目的として、GoToトラベル対象となった首都圏在住者をメインターゲットに『九州バケワーク』体験モニター等を募集・検証する。モニターの募集は、2020年11月20日(金)〜2021年3月19日(金)まで。
主催 | 九州周遊観光活性化コンソーシアム(代表:トラストパーク株式会社) |
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共催 | ハウステンボス観光、有田焼幸楽窯 |
協力 | ANAホールディングス株式会社、株式会社日本旅行、株式会社RVトラスト |
連携 | 特定非営利活動法人灯す屋、一般社団法人アールイー |
後援 | 福岡県大木町、佐賀県伊万里市・有田町、長崎県波佐見町・川棚町、熊本県人吉市・津奈木町 |
移動型ワーケーション
移動型ワーケーションではキャンピングカー(寝具セット付)で、電源・Wi-Fi環境がある施設を利用し、滞在しながら休暇や仕事で利用するプラン。利用施設や期間(3日以上が利用条件となる)は自由に選ぶことができ、各地を移動しながらのモニター体験が可能。また、「九州バケワーク」パスポートの提示により、温浴施設やコワーキングスペースなどの提携施設で割引等のサービスを受けることができる。
佐賀:有田焼幸楽窯
https://kouraku.jp.net/
佐賀:くすきの杜
https://kusukinomori.com/
長崎:くじゃく荘(Wi-fi準備中)
https://kujakusou.kankou-kawatana.jp/
長崎:ミナミ田園パーク(整備予定)
http://minami-denen.jp/archives/56
熊本:草枕温泉てんすい
http://www.kusamakura.jp/kusa_on/
熊本:南阿蘇ホリデーパーク
https://holiday-park.jp/
熊本:くまりば(整備予定)
https://kumariva.com/
熊本:つなぎ温泉四季彩(整備予定)
http://www.town.tsunagi.lg.jp/shikisai/
福岡:WAKKA
https://www.wakka.fukuoka.jp/
<予約募集サイト>
キャンピングカーレンタル+車泊スペース申込予約ページ
http://tpnavi.com/m/rr.php?code=114
滞在型ワーケーション
GoToトラベル対象の旅行商品として販売。交通手段は公共交通機関等を利用し、現地で宿泊する滞在型プラン。
長崎:ハウステンボス「フォレストヴィラ他」
https://www.huistenbosch.co.jp/hotels/workation/?fbclid=IwAR3BiDq1q28Y7hqeMLLpbJjF49-IlaAjCu0cEUYTZFe63egGJYrrLbTEIgY
佐賀:有田焼幸楽窯「ハッピーラッキーゲストハウス」
https://kouraku.jp.net/
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。