レゴを組み立てて動力学の基本が学べる『メカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーン』発売 東大院生とのコラボ企画も
株式会社ポプラ社は2018年に発売され、現在までに15万部以上を売り上げる大ヒット作『カラコロピタン! レゴブロックで作るからくり装置』の続編『メカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーン』を発売したことを発表した。
付属パーツだけで11種類の「実験マシーン」が作れる
『メカメカツクール レゴブロックで作る実験マシーン』では58個のレゴブロックと7種類の紙パーツを使って、11種類の「実験マシーン」を作る。回ったり、投げたり、進んだり、パンチしたり、シンプルな仕組みのマシーンを自分で一から組み立てることで、動力学のキホンについて学びながら、楽しく遊ぶことができる。全て組み立てた後は自分の頭で考え、試行錯誤しながら作り、誰も思いつかないような新しいアイデアを見つけよう。価格は2,500円(税抜)。
【動画】
Amazonランキング「子ども向け洋書 物理学部門 ベストセラー第1位」の日本語版。1つのアクションが次のアクションにつながり、さらに次のアクションへ。付属のレゴブロックで「からくり装置」を作りながら、スタートからゴールまでの道筋を、自分の頭で考える力が身に付く。子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる知育トイブック。2018年に発売。価格は2,300円(税抜)。
『カラコロピタン! レゴブロックで作るからくり装置』(著/パット・マーフィー 訳/みずしま ぱぎい)
作り方と必要な材料を掲載
レベル★★「かっしゃ&バケツ」
レベル★★★「2だんスロープ」
・Amazon販売ページ
https://amazon.jp/dp/4591158748/
・YouTube動画
https://youtu.be/U3-l3qTrY_Y
東大LEGO部とのコラボが実現
「メカメカツクール」の発売を記念して、名門・東京大学の「東大LEGO部」とのコラボ企画を実施。東大院生が「カラコロピタン!」と「メカメカツクール」のパーツを使って「スゴイからくり装置」を作った。
足りない部分は日用品など身の回りのもので補完されている。また、モーターを取り付けることによって自動化され、ワンランク上のからくり装置ができ上がった。
東大院生による「スゴイからくり装置」の動作動画
「スゴイからくり装置」製作者にインタビュー
以下、インタビュー内容をリリースより引用
この装置を製作してくれたのは、東大LEGO部の”V.14″さん。東京大学大学院 新領域創成科学研究科というところで◯◯についての研究をする傍ら、レゴブロックを用いたロボット教室でアシスタントを務めているんだそう!そんな彼に、いくつかインタビューをしてみました。
Q. 「スゴイからくり装置」製作を引き受けてくれた理由は?
A. 小学生のころからレゴブロックで何らかのからくりや仕組みを作るのが好きでした。また今回のような「指定したブロックを使って何かを作ってほしい」という内容の依頼がくることは少なく、挑戦しがいがありそうだったので引き受けさせていただきました。
Q. 製作の過程で苦労したところはどこですか?
A.今回のようなマーブルラン(玉転がし装置)を製作するのは初めてのことで、どこから手を付けるべきかわからず悩みました。そのため様々な種類のマーブルランについて調べたり、使えそうだと思ったからくりを試作したりしました。
Q. この装置を製作する上で工夫した点を教えてください!
A. 積極的に「カラコロピタン!」や「メカメカツクール」で紹介されているからくり装置と原理を被せるようにしました。見ていて面白いのは変わりませんし、仕組みがわかりやすい(と思う)のでもしかしたらこれを参考にして独自のからくり装置を作ってくれる人がいるかもしれません。それと大したことではないですが、全体の色も意識して作りました。
Q. 自分でも、こんな「スゴイ装置」を作ってみたい!という方々に向けてメッセージをお願いします!
A. 世の中にはからくり装置を製作している方が大勢いて、写真や動画でその仕組みを知ることができます。それらからアイディアを集めることを大事にしましょう。また初めは上手くいかないかもしれませんが、実験することが大事です。どんな大きな装置でも、小さな部分から始めて調整を進めていくのがカギです。自分で仕組みを考えて実現させようと試みるのは実に貴重な経験となるので、ぜひ楽しみつつがんばってください。
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。