オリックス・レンテックが「aibo」(アイボ)の法人向けレンタルサービスを開始 プログラミング教育など、幅広い利活用を支援

オリックス・レンテック株式会社はソニーのエンタテインメントロボット「aibo」(アイボ)の法人向けレンタルサービスを11月17日より開始することを発表した。

同サービスはaibo本体に専用のクラウドサービス「aiboベーシックプラン」(aiboが成長するために必要なクラウドサービス)とメーカーの保守サービス「aiboケアサポート」(aiboに不具合や故障が発生した際に修理代の割引が適用されるサービス)をセットにしたもの。レンタル期間は36カ月、月額レンタル料金は10,150円(税抜)にて提供する。なお、法人を対象としたaiboのレンタルサービスは初となる。


賢く成長するソニーのペットロボット「aibo」

aiboは人との間に共感を生み出すことで育てる喜びや愛情の対象となることを目指して開発されたエンタテインメントロボット。ソニーが長年培ってきたセンシング技術を搭載し、体の各所に埋め込まれたカメラ、マイク、各種センサーなどで収集された外部からのデータをクラウド上で蓄積し、人工知能(AI)を使って処理を行うことで、賢く個性的に成長することができる。

近年、ICTなどの情報技術の進展により情報活用能力の重要性が高まるなか、文部科学省では「プログラミング的思考」を育成するため、小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実させるなど、その重要性は年々高まっている。中でもaiboは家庭におけるペットのようなより人に身近な存在のエンタテイメントロボットであることに加え、2019年11月よりaiboのソフトウエアAPIが無償で公開された。aiboのレンタルサービスの提供により、教育機関や学習塾におけるプログラミング学習のコンテンツなどとしても気軽に活用することができる。


オリックス・レンテックは、電子計測器、ICT関連機器に加えて、ドローンや次世代ロボットなど豊富なラインアップによる機器のレンタルサービスを通じて、ユーザーの要望に応じて「必要なものを必要な期間だけ」提供していく。同社は今後も、次世代ロボットの利活用促進を通じてテクノロジーの普及に貢献し、社会が抱えるさまざまな課題の解決に尽力していくとしている。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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