第3波ともいわれる新型コロナウイルスの感染が広がる中、レインズインターナショナルは従業員と利用者の接触機会を減らし、少しでも利用者の不安を払拭したいという想いから、配膳・運搬ロボット「Servi」(サービィ)を導入する。また、単なる非接触型の配膳というだけでなく、“声を発するロボットが接客する”という新しい体験を届ける。
コロワイドグループの株式会社レインズインターナショナルは2020年12月3日より、ソフトバンクロボティクスの配膳・運搬ロボット「Servi」をUSEN-NEXTグループの株式会社USEN協力のもと、「牛角 白井店」「牛角ビュッフェ 多摩境店」「しゃぶしゃぶ温野菜 富里店」「居酒家土間土間 亀戸店」「かまどか 秋葉原店」「とんかつ神楽坂さくら 馬事公苑店」に先行導入することを発表した。先行導入は12月20日までを予定。今後、200店舗での導入を検討しているという。
配膳・運搬ロボット「Servi」
配膳・運搬ロボット「Servi」(サービィ)は360°どこからでも料理などの運搬物を載せ、前方死角なしで、人や物を滑らかに避け、料理などを安定的に運ぶことが可能。総積載量も35kgと重い食器や複数の料理なども一度に配膳することができる。
レインズインターナショナルは新型コロナウイルスの影響で勤務を控えるアルバイト従業員が増えている中、従業員の集まりづらい昼や夕方の早い時間帯に稼働する事で営業効率の最大化を図る。配膳・運搬をロボットが行う事で、出来たての料理やドリンクをいち早く届けることができ、従業員は多くの時間を他の接客業務に充てる事ができる。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。