訪日外国人向け忍者体験施設「VR忍者道場」を運営する株式会社Five forは、「未来の学校みんなで創ろう。PROJECT」の一つの取り組みとして、VR(バーチャルリアリティ)を用いた忍者体験会を、東京学芸大学附属竹早小学校および中学校において2020年12月8日(火)から12月11日(金)の期間で開催することを発表した。総計200名以上の生徒が参加するVRの体験会は前例のない試みだ。
児童生徒が体験するVRコンテンツは、同社が独自のMR技術を用いて開発したVRアトラクションであり、2019年に神田に開設した訪日外国人向け施設「VR忍者道場」にてサービス提供しているコンテンツだ。コロナ禍でイベントを行えない子供達に向け、最新VR技術と英語を用いた新たな体験教育の実証実験として開催する。
今回の体験会について、国立大学法人東京学芸大学 松田恵示教授は、以下のようにコメントしている。
国立大学法人東京学芸大学 松田恵示 教授
東京学芸大学の附属竹早幼小中園・学校では、現在「未来の学校みんなで創ろう。PROJECT」を大学・行政・企業が共同して進めています。VRは、その中でも確実に教育の未来を変える重要な技術の一つだと考えています。
新しい技術にはまず、学校をあげて体験してみることが大切です。おそらく日本では先頭を走る取り組みになると思います。未来の教育への予感を、ぜひ、来て、見て、感じてみてください。
▼ 体験会概要
場所 | 東京学芸大学附属竹早小学校内リズム室 |
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日時 | 【中学校】12月10日(木) 9:05~10:45/10:55~12:35/13:15~14:55 【小学生】12月11日(金) 8:55~10:30/10:50~12:25 |
対象 | 中学校2年生・小学校5年生 |
体験内容 | 訪日外国人向け忍者体験施設「VR忍者道場」のコンテンツ |
「未来の学校みんなで創ろう。PROJECT」とは
同プロジェクトは、2020年8月5日に東京学芸大学、東京学芸大学附属学校(竹早地区)の現場教員とNEC、コクヨ、内田洋行、博報堂などの企業および岡山県津山市、岩手県山田町、その他の教育委員会が密に連携していくことによって、構想をすぐに学校や授業で実験していくことに取り組む、Society5.0に向けた新しい学校システム創りに挑戦するために始動した。日本初の産官学連携の学校システム改革チームであり、誰もが「好きに、挑む」ことができる未来の学校モデルの開発に挑戦することがテーマとなっている。同プロジェクトでは、この取り組みを通じて、日本の既存の「学校像」を抜本的に変革していくとのことだ。
https://www.u-gakugei.ac.jp/pickup-news/2020/08/post-688.html
株式会社Five for