WILLER株式会社の在シンガポール子会社であるWILLERS PTEはST EngineeringとNational Parks Board(シンガポール政府管轄のシンガポールの国立公園局)協力のもと、シンガポールの国立庭園「Jurong Lake Gardens」(以下、JLG)において自動運転の実証実験を12月3日(木)より開始したことを発表した。
実証実験ではJurong Lake Gardensの「レイクサイドガーデン」エリアのエントランスパビリオン~グラスランドの約1.2㎞をNAVYA ARMAが運行。NAVYA ARMAは月曜日~金曜日の10時~16時運行し、料金は無料。のちに有料となる可能性があるが、無料期間は予約・チケット購入なしで乗車可能。NAVYA ARMAにはセーフティオペレーターが同乗する。
Jurong Lake GardensはNational Parks Board(シンガポールの国立公園局)が管理する「シンガポール植物園」「Gardens by the Bay」に次ぐ3つ目の国立庭園。湖を中心に約90ha(東京ドーム19個分)の広さがあり、レイクサイドガーデン、日本庭園と中国庭園、ガーデンプロムナードのエリアで構成され、レイクサイドガーデンは2019年4月27日より開放されている。
同実証実験は2年間実施し、アクセシビリティを向上させるだけでなく2022年にJLGが完成した際の自動運転による旅客輸送システムの安全性、有効性、持続可能性を検証する。自動運転技術はST Engineeringが、ビジネスデザインとオペレーション管理はWILLERが実施する。
WILLERとST Engineering
これまでWILLERとST Engineeringは、2019年10月よりシンガポールの国立庭園であり最高の園芸施設である「Gardens by the Bay」にて商業化運行を開始しており、シンガポールにおいては2か所目となる。今後もWILLERは、日本をはじめアジア・ASEANで起きているさまざまな社会課題を日本および世界のスタートアップ企業とともにオープンイノベーションで創造するMaaSにより、解決していくことを目指す。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。