【世界最小・最軽量】ソニーが安心見守りサービス『amue link』を発表 親子で双方向の伝言コミュニケーション

ソニーは世界最小・最軽量でチップ型SIMを搭載したコミュニケーション通信端末『LM-01』と専用アプリを新たに開発し、スマートフォンを所持していない子どもや高齢者のいる家族向けの見守りサービス『amue link』(アミューリンク)の提供を開始することを発表した。



同サービスはソニーネットワークコミュニケーションズが提供する高速光回線サービス「NURO 光」のオプションサービス『amue link for NURO』として12月10日受付開始、12月中旬より順次サービス提供予定(販路は順次拡大予定)。


子どもの行動履歴も把握できる

『amue link』(アミューリンク)は子どもが『LM-01』を持ち歩くと、親は端末から発信される情報をスマートフォンの専用アプリで確認することができる。『LM-01』は全地球測位システム(GPS)に対応し、各種センサーからのデータを組み合わせAIを用いて移動手段の検知ができるため、一般的な位置情報に加えて「バスと徒歩で移動していた」といった行動履歴も把握することが可能。また、端末のマイクを通じて、ボイスメッセージ機能を使用した双方向のコミュニケーションをいつでも取ることができる。


LM-01のイメージ



端末のマイクを通じて、ボイスメッセージ機能を使用した双方向のコミュニケーションが可能

『amue link』はソニー株式会社の事業開発プラットフォームで行われているグループ間連携による事業探索活動の一つとしてプロジェクト化され、ソニーネットワークコミュニケーションズをはじめ、ソニーのR&Dセンター、ソニーセミコンダクタソリューションズなどがグループ横断で、半導体・端末・通信・サービスまで一気通貫で開発を行い、サービス化された。

『amue link』は端末代金12,600円(割賦払いの場合は350円を36カ月間)と月額料金980円の他、別途初期費用3,000円が発生する。(同サービスはNURO 光サービスのオプションとなるため、回線サービスを解約した場合は同サービスも解約となる)


『amue link』主な特長

各種センシング技術による行動トラッキング
・GPSと携帯電話の電波を利用して人やモノの居場所を見守り、専用アプリへ自動で知らせる。
・加速度・ジャイロ・気圧・地磁気・温度センサーを搭載。センサーからの情報を元にAIを用いて、「徒歩・停止・自転車・車・バス・電車」の行動履歴が判定される。また、経路に加え、温度など周りの環境も確認可能。




双方向のコミュニケーション機能
・ボイスメッセージを介していつでもコミュニケーションを取ることができる。
・メッセージの着信は本体の通知用LEDが知らせる。また、端末からのメッセージ送信もボタンを押すだけのシンプルな動作で可能。
・アプリ(スマートフォン1台)には最大5台まで『LM-01』端末を登録可能。また、『LM-01』1台に対して、最大5人(スマートフォン5台)まで見守りが可能。
・アプリへの端末登録は二次元コードで簡単にできる。




世界最小・最軽量(音声機能付きLTE GPSトラッカーとして世界最小・最軽量、ソニー調べ)
・音声機能付きLTE GPSトラッカーとして、世界最小・最軽量の高さ約60mm×幅約26mm×奥行約12.3mm、重さ約23.7gというコンパクトサイズ。
・本体にチップ型SIMを内蔵し、LTE-M 回線に対応。
・アプリから端末のソフトウェアアップデートを行うことができる。


ホームページより引用

低消費電力
・独自開発の低消費電力技術により、電池も最大5日間(1週間のうち平日)持つので安心。(1日2時間の使用で5日間を想定、連続使用の場合は最大14時間。使用方法により、変動)

出発・到着を通知で
・アプリでスポット(場所)を設定すると、 端末がそのスポット(場所)に到着/出発した時に通知を受け取ることができる。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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