株式会社アトラックラボは地上に小型のRTK-GNSSの基地局を置くだけで、ドローンのピンポイント着陸を可能とするシステム「ATランディングシステム」を開発したことを発表した。
同システムは地上に置くボックス(着陸ベースボックス)にRTK-GNSSの基地局とコンパスが入っており、着陸ベースボックスに書かれている矢印方向5m先(距離は任意)に着陸させることができる。基地局からドローンへGNSSの補正情報を送るRTKシステムとなっているため、RTK FIXの場合、十数センチ精度での着陸が可能。
着陸位置は着陸ベースボックス内のコンパスとGNSSから算出しているため着陸地点に特別なマーカーなどを必要とせず、着陸ベースボックスを着陸させたい地点に矢印を向けて置くだけの簡単設置。
ドローンが着陸地点に近づいた際に補正できれば良く、ドローンと着陸ベースボックスは短距離通信で良いため、特別な無線免許は不要。またRTKの補正も別途PCなども不要で、機体側のRTK-GNSS受信機、専用通信モジュール、着陸ベースボックスだけの構成となる。現在はArdupilotのCube用となっているが、他のシステムへのカスタマイズも対応している。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。