NTT東日本 千葉市所蔵の世界に誇る浮世絵をインタラクティブに体験できる体験型美術展「Digital×浮世絵」を開催

昨今の新型コロナウイルスの世界的な流行を受け、地域の美術館・博物館が新型コロナウイルス感染防止に配慮した運営にシフトするなど、文化芸術鑑賞の楽しみ方も新しい生活様式に合わせていくことが求められている。現在、こうした中でも地域の価値ある文化芸術を伝えたい、楽しみたいという声が多く寄せられており、デジタルデータを活用したニューノーマルな文化鑑賞について、より一層ニーズが高まっている。

東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)千葉事業部は千葉市から委託を受けて、新型コロナ禍においても文化鑑賞の形をインタラクティブに体験できる体験型美術展「Digital×浮世絵」を2021年1月22日より「千葉市美術館1Fさや堂ホール」で開催することを発表した。


体験型美術展「Digital×浮世絵」

同美術展では千葉市が所蔵する文化財である浮世絵を株式会社アルステクネの特許技術(三次元質感画像処理技術「DTIP」)により高精細にデジタル化。体の動きによって絵画が動く仕掛けや空中映像を操作することで絵画の見どころが見られるなど、先端技術を駆使し、非接触で安心して楽しめる新しい文化芸術鑑賞の体験を提供する。


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また、AIカメラによる混雑検知、AIロボットによる案内により、新型コロナ禍においても来場者が安心して鑑賞できるミュージアムソリューションの提供に取り組む。美術展は2021年1月22日(金)〜2021年2月28日(日)まで千葉市美術館1Fさや堂ホールにて開催。入場料は無料。


開催日程は2021年1月22日(金)〜2021年2月28日(日)まで。(2月1日(月)、13日(土)、14日(日)、20日(土)を除く)
<題材作品>
・ニ代 歌川 豊国「二代目尾上菊次郎の滝夜叉姫」大判錦絵
・鈴木 春信「鞠と男女」中判錦絵
・月岡 芳年「松竹梅湯島掛額」大判錦絵竪二枚続
・喜多川 歌麿「納涼美人図」絹本著色
・歌川 国芳「相馬の古内裏」大判錦絵三枚続

<コンテンツ>
・高精細レプリカ(W600×H800)5点
・巨大パネル(W1,000×H1,600)2点
・デジタルサイネージ絵画(5 作品投影)(W1,300×H100)1点
・ムービングアート(W1,500×H2,400×D2,500)1点
・浮き上がる絵画(5作品投影)(W1,200×H1,100)1点
上記コンテンツを千葉市美術館さや堂ホールにて展示、及び作品解説を実施

NTT東日本は通信ビルと高速ネットワークの「閉域網でセキュアな環境」・「低遅延」・「耐災害性」という特性を活かし、文化芸術のデジタルアーカイブの活用において求められる「文化財の権利保護」・「滑らかなコンテンツ配信」・「ディザスタリカバリ」等のニーズに応えていく。


美術館外にもの発信

千葉市が持つ文化財の魅力をより多くの人へ伝えるため、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]シアター(東京オペラシティビル)、秋葉原UDX 5階エントランスにてデジタルサイネージによる美術品の高精細配信を行う。


高速ネットワークで連携させ、より多くの市民が地域の日本文化芸術作品に触れることで、時と場所を超えて楽しめる世界を創出していく。その他、来館者へのアンケート等効果測定、「NTT東日本デジタル×北斎展 破章」と連動したNTTのホームページで広報等実施予定。

関連サイト
NTT東日本
千葉市

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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