無人宅配ロボ「デリロ」がついに公道を走行! 日本郵便主催の輸配送実証実験 【動画有り】

株式会社ZMPは日本郵便が行う、全国で初めて物流分野での配送ロボットの活用に向けた公道走行実証実験に無人宅配ロボ「DeliRo」(以下、デリロ)の提供を行い、その実証実験動画を公開した。

「デリロ」は人が歩く程度の速度で走行する低速自動運転ロボ(最大速度6km/h)。複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有する他、声で存在を知らせたり、道を譲ってもらうようお願いをするなどにより、周囲の人と共生できる。



実証実験は2020年10月26日(月)~2020年11月20日(金)に東京逓信病院(東京都千代田区)~麹町郵便局(東京都千代田区)で実施。配送ロボットによる輸配送実証実験を公道(歩道)で行うことで、ラストワンマイル配送における配送ロボットの可能性を検証し、省人化配送の実現を推進。遠隔監視による走行も行った。







ZMPは2017年より日本郵便主催による自動配送ロボットの実証実験に参画、実際の配送環境や道路環境に近い私有地を実験フィールドとし実証実験を重ねてた。また、オフィスビル、商業施設、大学キャンパス、マンション群からなる私有地などでの実証実験を経て、今回、日本初となる公道での実証実験に参画した。





ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム