映画館さながらの圧倒的没入感サウンドを自宅で!JBLの新サウンドバーは高いかお買い得か? 最新技術でリアル立体空間創出

長引く外出自粛の背景を受け、サブスクリプション型の動画配信サービス市場が急速に拡大している。それに伴い、自宅のテレビ周りを映画館のような環境に整え、より迫力あるサウンドと共に動画コンテンツを楽しむホームシアター需要も急激に高まり、ホームエンターテインメントの確固たるジャンルとして多様な拡がりを見せている。

今年創立75周年を迎えるアメリカ カリフォルニア発祥の世界最大級オーディオブランドであるハーマンインターナショナル株式会社は、このような需要拡大の中、2021年2月5日(金)より、ホームシアターをより充実させる次世代型の最新サウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam(バー 5.0 マルチビーム)」を発売すると、同年1月28日に発表した。音声アシスタントにも対応している。

同サウンドバーは、プロフェッショナル部門において世界中の映画館で高い信頼と実績を誇り、現在も最新の「Dolby Atmos」対応シアターでも数多く採用されている「JBL」の立体音響再生技術を惜しみなく搭載。圧倒的な没入感を得られる音響空間を創出・家庭の限られた設置スペースにおいても本格的な映画館さながらの極上のシネマ体験ができる。なお、JBLオンラインストアでの販売価格は39,800円(税込)となっている。





Bar 5.0 MultiBeamについて

同モデルは、横幅709㎜のコンパクトな筐体に、5基のスピーカーと4基のパッシブラジエーターを凝縮して搭載。最大の特長は、JBL独自のMultiBeam技術の採用により音のビームを壁に反射させることで実現した「リアルサラウンド」と、空間の高低を仮想的に再現する「Dolby Atmos」の「バーチャルハイト」とのハイブリッド方式により創出する立体的な音響空間だ。前後左右の二次元的な平面空間に加え、高低まで網羅した三次元的な立体空間に包まれ、今までにない「イマーシブサウンド(没入感の高いサウンド)」を自宅で体感できる。本体から壁までの距離を測定し自動で音の調整をする「AMC」機能も搭載しているため、設置した場所や部屋のサイズに応じて音のビームの反射が最適化され、あらゆる部屋で形状や壁までの距離に影響を受けることなく最大のサウンドパフォーマンスを発揮する。

JBL独自のMultiBeam技術による「リアルサラウンド」とDolby Atmosによる「バーチャルハイト」のハイブリッド式サラウンドサウンドにより、今までにない、本格的な音の包まれ感と自然な3次元的な空間表現の追加を高次元で融合、圧倒的な広がりと没入感のあるシネマサウンドを実現。


Wi-Fi内蔵で音楽のキャストやスマートホームに幅広く対応

本体に2.4GHz/5GHzデュアルバンドWi-Fiを内蔵。Appleの「AirPlay2」をはじめGoogleの「Chromecast Built-in」、Amazonの新機能「Alexa MRM(Multi-Room Music)」など、各社の提供する音楽のキャスト機能に幅広く対応している。「AirPlay2」を使うことで、iPhoneやMacなどのiOS機器から高音質での音楽再生ができるほか、「AirPlay2」対応機器同士のグルーピング再生も可能になった。また、「Chromecast Built-in」により、AndroidスマートホンなどのデバイスからYouTube MusicやSpotify、Amazon Musicなどの対応音楽ストリーミングサービスを高品位にキャストすることが可能。「Works with Hey Google」にも対応しており、「Google Home」アプリを使って設定することでGoogle音声アシスタントを使った声による操作もできる。


その他、「Alexa MRM」では、アレクサ対応デバイスと同一ネットワークにある複数の対応機器間での音楽同期再生、また「Amazon Alexa」アプリを使って設定すれば声で音楽再生操作も可能だ。


4Kを超える超高解像度時代にも備えた仕様

● HDMIは最新のバージョン2.1に準拠、最新の著作権保護技術HDCP2.3に対応しているほか、HDRもDolby Vision、HDR10+のパススルーにも対応しており、将来的に訪れる4Kを超える超高解像度時代にも備えた万全の仕様だ。
● HDMI出力は、テレビの音声をHDMIケーブル1本で伝送可能なARCの上位機能「eARC」に対応。オンライン動画配信サービスに対応したテレビから「Dolby Atmos」などの高品位な音声フォーマットもHDMIケーブル1本でシンプルに設置できる。
● 豊富な機能を搭載しながら、コンパクトなサイズを実現した本体には、質感の高い金属製のパンチングメタルと有機ELディスプレイを採用するなど、品位溢れるシンプルデザインでありながら使い勝手にもこだわっている。


「リアルサラウンド」を創出する5基のスピーカーと4基のパッシブラジエーター

本体のフロント部分には、センタースピーカー、フロント左右用スピーカーを3基並べて搭載。限られた筐体の中で、最大の振動板面積を獲得することができるレーストラック型スピーカードライバーを採用。振動板素材にはJBL伝統のペーパーコーンを採用しているため、力強さの中にも天然素材ならではの温かみがあり実存感のあるサウンドを実現した。主に人のセリフや歌声など重要な音声信号を担うセンターチャンネルを左右のスピーカーから独立したセンタースピーカーとして搭載することで、混じりけのないクリアーで聴き取りやすくエネルギッシュな声やボーカル再生を実現。さらに、重低音再生のために、75mm経パッシブラジエーターを上下水平対向にそれぞれ2基ずつ合計4基配備、不要な振動を打ち消し合いながら、質の高い重低音を創出する。

■空間の高さを表現するDolby Atmos
「Dolby Atmos」の「バーチャルハイト」により、DSPでデコード・ポストプロセッシング処理されたDolby Atmos信号を正確にレンダリングし、サラウンドサウンドに高さ方向の空間表現を追加。雨や落雷、空中を旋回するヘリコプターなどの頭上にある音声情報が映画にさらなる立体感をもたらす。



自動ルーム測定機能「AMC」技術の搭載

壁までの距離を正しく測定する「AMC(Automatic Multibeam Calibration)」技術を搭載。ビームフォーミングスピーカーから放射された「音のビーム」を正確に壁に反射させるために、本体に内蔵された測定用マイクとスピーカーを使って、本体と壁との距離や壁材の違いによる反射速度の違い、空間の広さ測り、設置場所や空間に依存せず常に最適なサラウンドサウンド効果が得られるよう自動で補正することが可能だ。

最新のデジタルフォーマットに対応

同モデルに搭載している映像・音声の伝送規格は、最新のフォーマットに対応しています。近年、急激な需要の高まりを見せる動画配信サービスでも最新の技術を使ったコンテンツが増えている中、本モデルによってJBLが誇る圧倒的な高音質を体感できるだけでなく、高解像度のリアルで美しい映像もお楽しみいただけます。

使い勝手を最優先したユーザーインターフェースと細かな調整機能

本体のフロント部分には、高精細有機ELディスプレイを採用しており、入力切り換えや音量調整などの状態を直感的に理解し快適かつ明快に操作が可能。また、誰もが迷わず使用できることを目指し、付属のリモコンは、わずか7つの操作ボタンに集約。5段階の重低音レベルの調整やオーディオシンクの調整、ニュースやトーク番組等のダイアローグを聞き取りやすくするサウンドエフェクトの切り換えなど、様々なユーザーの使用環境に柔軟に対応できるような調整にも対応している。


左右前面を継ぎ目なく覆う金属製のパンチンググリルは、高い透過性でスピーカーから放射される音に与える影響を最小化しながらもなめらかで高級感あふれる仕上げを採用。薄型筐体でありながら、高音質と豊富な機能の搭載を実現した「プレミアムコンパクト」サウンドバー。



■【動画】JBL Bar 5.0 MultiBeam | 製品説明

▼ 主な仕様

製品名 Bar 5.0 MultiBeam(バー 5.0 マルチビーム)
タイプ サウンドバー
カラー ブラック
Bluetooth バージョン4.2, SBC
Wi-Fi デュアルバンド(2.4GHz, 5GHz), IEEE802.11 a/b/g/n/ac
使用ユニット ・48mm x 80mmレーストラック型ウーファーx 5
・75㎜径パッシブラジエーターx 4
対応フォーマット Dolby Audio(Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital), Dolby Atmos, AAC, PCM
出力端子 HDMI(eARC対応) x 1
入力端子 HDMI(Ver.2.1, HDCP2.3, HDR10+, Dolby Vision, パススルー対応)、光デジタル、Bluetooth, イーサネット
最大出力 最大250W
周波数特性 50Hz – 20kHz
サイズ(H x W x D) 61×709×101(mm)
重量 約2.8kg
付属品 HDMIケーブル(1.2m) X 1、AC電源ケーブル(1.5m) X 1、リモコン(単4電池2本付) X 1、壁掛用取り付け金具 X 1
発売日 2021年2月5日(金)
価格 オープン価格 ※JBLオンラインストア販売価格39,800円(税込)
備考 ※仕様、価格は変更となる場合がある


JBL公式サイト:https://jp.jbl.com

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ロボスタ編集部

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