感染症対策をした結婚式・披露宴では、従来の「ふれあい型」演出が制限され、新郎新婦やプランナーは頭を悩ませている。このような「ウィズコロナ時代」の新コンテンツとして期待できるサービスが「セミ劇場型」の演出だ。
「マジック技術×機械工学」を活かして有名テーマパークの企画演出を手掛ける、株式会社たかお晃市事務所は、2021年2月1日、効果音とパントマイムで会場を盛り上げる『スーパーサウンドマン』をブライダル向けに派遣提供開始したと発表した。
同パフォーマンスは、【効果音×パントマイム=言葉を発しない】【ゲストに直接触れない】【パフォーマー自身が移動する=ゲストの移動がない】といった「セミ劇場型」の演出として、感染予防ガイドラインに準拠しながら、サプライズと笑いで会場の一体感を生み出すことが可能。現在は、主に首都圏の結婚式場・ホテルとの提携契約をはじめ、カップルからの直接申し込みにも対応している。
『スーパーサウンドマン』とは
『スーパーサウンドマン』は、ウェイターや清掃員などのスタッフに扮したパフォーマーが突然、多彩な効果音とパントマイムを駆使し、訪れたゲストに驚きと笑いを巻き起こす。ダンスや演技のみをするフラッシュモブとは異なり、パフォーマーが会場の空気を読んで展開を考えた演出を行う。ブライダル向けの展開では、同社がこれまで有名テーマパークに提供してきたノウハウに加え、以下のようなアレンジを施している。
・水差しで“見えない水”をサーブ…?
・床に転がる“見えないボール”でゲストとキャッチボール…?
・フラワーシャワーを配りながら“変な音”が…? など
なお、各会場に派遣される『スーパーサウンドマン』は、開発者・たかお晃市の直接指導を経てテーマパークや各種イベントで実績を積んだ「世界サウンドスーツ協会」認定パフォーマーだ。クオリティ保持の観点からこれまで舞浜エリアに限定したパフォーマー派遣を行っていたが、パフォーマーの質・量が充足したことから、この度、対象エリアを首都圏全域に拡げてサービスを展開することとなった。
特別な設備は一切不要、プロポーズや記念日のサプライズにも
同サービスは、老若男女を問わず楽しめ、短時間でもゲストに鮮烈なインパクトを残す。会場の音響設備も不要、いつでも・どこでもパフォーマンスが可能な、導入のしやすさがメリットだ。披露宴の余興として約9分間の【余興アクト】をはじめ、フラワーシャワーやガーデンタイムにパフォーマーを紛れ込ませるなど、各式場のゲスト動線やウェディングシーンに最適なプランを提案。また、ウェルカムスペースやロビーに常駐した【グリーティング】で複数の婚礼組や会場見学カップルにも対応し、式場のブランディングにも効果的だ。挙式当日の他、プロポーズ作戦のお手伝いや記念日のサプライズなど、使い方は自由自在。場所を問わない機動力を生かし、利用者の意向に合わせて演出する。
■【動画】 スーパーサウンドマン ダイジェストデモ
たかお晃市(代表取締役/コンテンツ開発者)プロフィール
’86年 俳優としてデビュー。’91年よりTBSテレビ「天までとどけ」にて長男役を9年間務める。マジックと芝居によるショー興行にて全国ツアーを実施、マジック界での功績を称えられ’13年に「マジシャン・オブ・ザイヤー」および「ジャパンカップ」をW受賞。マジック技術とエンジニアリングを駆使したコンテンツを得意とし、アミューズメントロボットの開発、有名テーマパークのマジック演出、アドバイザー等を務める。自身が開発した『サウンドスーツ(特許申請中)』は、国内外のあらゆるテーマパークに導入され人気を博している。さらに、若手パフォーマーの育成と地位向上をめざし「世界サウンドスーツ協会」を発足、パフォーマンスの品質向上を行いながら、【音+演技=「音技(サウンドアクト)」】という新しいジャンルの形成を促進している。
株式会社たかお晃市事務所