WILLERがニューノーマルに対応した自動運転サービス実証実験 けいはんな学研都市の公道で

WILLERとST Engineering、けいはんな、ピノスは合同で、京都府と精華町の協力のもと、公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構が推進するK-PEPを活用し、関西文化学術研究都市(愛称:けいはんな学研都市)の公道において、2月13日(土)から19日(金)まで(15日を除く)6日間、ニューノーマルに対応した自動運転サービス実証実験を実施する。車両はハンドルのない自動運転バス「NAVYA ARMA」(ナビヤアルマ)を使用する。走行ルートの距離は約4.8キロ。



K-PEP
関西文化学術研究都市推進機構は、日本初の企業乗合型、住民参加型の「けいはんな公道走行実証実験プラットフォーム(K-PEP)」 を提供し、自動運転等の新技術や新たな交通システムの確立を支援。


自動運転バスの運行について

WILLERが全体の統括管理、実証内容の企画およびオペレーションを行い、ST Engineeringが自動運転の技術設計やナレッジの共有、BOLDLY株式会社がセーフティオペレーターのトレーニング、3Dマッピング、およびルート設定等の技術提供、地元交通事業者である奈良交通株式会社と安全に係る検証を行う。


ルート
自動運転車両は、精華台1~5丁目の住宅地とけいはんな記念公園をまわる約4.8キロを走行。けいはんな記念公園からけいはんなプラザホテルまでは、健康増進を目指しシェアサイクルで移動。


提供するサービス
・高齢者向けプラン:2月16日(火)~19日(金)
自動運転に乗車し、プロのトレーナーによるフィットネス
プログラムを受講(受講後は継続的な運動を行えるフィットネスアプリを提供)。
・在宅勤務者向けプラン:2月13日(土)・14日(日)
自動運転とシェアサイクルで移動し、プロのトレーナーによるフィットネスプログラムの受講(受講後は継続的な運動を行えるフィットネスアプリを提供)と、ホテル一室でテレワークを体験。




各社の役割

WILLER株式会社:
サービス企画、自動運転バス導入・運行
公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構:
関係各所調整、モニター募集(Clubけいはんな)
株式会社けいはんな:
けいはんなプラザホテル運営、テレワーク体験提供
株式会社ピノス(ピノスけいはんな):
健康プログラム開発・運営、フィットネスアプリ提供、モニター募集
株式会社オーシャンブルースマート:
PIPPA:シェアサイクル導入
※「ピノスけいはんな」ならびに「けいはんなプラザホテル」は、京都府「新型コロナウィルス感染予防ガイドライン推進宣言事業所」。

使用するNAVYA ARMAの概要
[メーカー/車両名称] NAVYA SAS/ ARMA
[基本情報] 完全電気自動車。自動運転モード/手動運転モードでの走行が可能
[車体寸法] 全長:4755mm/全幅:2100mm/全高:2640mm
[位置把握] RTK GNSS測位、LiDAR測位、オドメトリ
[最高速度] 19km/h ※今回の実証実験では安全のため最大速度15km/hで走行します。
[最大斜度] 12%
[定員] 14名(着席7名、立席5名、セーフティオペレーター1名、補助員1名)
[航続時間] 9時間(エアコン利用時4時間)
[航続距離] 約80km(エアコン利用時約40km) ※バッテリー残量20% まで航続走行可能として算出。


車両詳細スペック



車両の安全性について

・前方約3m以内に障害物を検知した場合は、自動で緊急停止。
・常にセーフティオペレーターが監視し、危険を察知すればスムーズに手動運転モードに切り替えて走行を続行。
・緊急時、車内外のドアリリースレバーでドアの開錠が手動で可能、緊急脱出ハンマーで窓ガラスを割って脱出可能。

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ロボスタ編集部

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