総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、AI技術や自動翻訳技術、翻訳バンクなどの最新動向について、有識者が講演する「第4回 自動翻訳シンポジウム」をオンライン形式にて開催する。
NICTの自動翻訳技術を活用した民間企業の製品やサービスの展示(翻訳バンクのホームページ内)も行う。
日時は2021年3月16日(火) 15:00~17:00。参加無料(事前登録制)。定員は1,000名。
総務省とNICTは、世界の「言葉の壁」をなくし、グローバルで自由な交流を実現するため、「グローバルコミュニケーション計画2025」(総務省2020年3月策定)を推進し、AIによる自動翻訳技術のさらなる高度化や多分野化に向けた研究開発と社会実装に取り組んでいる。
2025年にはAIによる「同時通訳」の実現を目指すなど、多言語翻訳技術のさらなる高度化に向けた研究開発等を推進すべく、産学官が連携・協力して取り組む新たなミッション、ビジョン、目標、行動等の方針をまとめた計画。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000678485.pdf
自動翻訳技術の高度化や多分野化には、様々な分野の翻訳データを大量に確保する必要があり、NICTでは翻訳データを集積する「翻訳バンク」を運用。
このような取組を促進するため、AI技術や自動翻訳技術、翻訳バンクなどの最新動向について、有識者による講演や、NICTの自動翻訳技術を活用した民間企業の製品やサービスの展示(翻訳バンクHP内)を行う「第4回 自動翻訳シンポジウム」をオンライン形式にて開催する。
登壇者
基調講演「若手・ベンチャーが引っ張る日本のAI」 東京大学教授 松尾 豊氏
講演「2021年3月の翻訳バンク」 NICT フェロー 隅田 英一郎氏
講演「AIによる言語処理の革命」 東京工業大学 教授 岡崎 直観氏
開催日時:令和3年3月16日(火)15:00開始予定
※併設オンライン展示は14時から開始予定
開催方法:オンライン配信(ZoomおよびYouTubeライブでの配信)
参加料:無料(事前申し込みが必要)
参加申込:https://h-bank.nict.go.jp/seminars/index.html から申し込み。
受付期間:2月26日(金)まで
(定員を満たした場合には、申込受付終了期日を待たずに終了する可能性もあり)
定員:1,000名
主催:総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。