株式会社イノフィスはパワーアシストスーツ「マッスルスーツ」を活用した紀南地域の第一次産業の活性化を推進すべく、株式会社南紀白浜エアポートならびに株式会社たがみと包括連携協定を締結したことを発表した。
イノフィスは「世の中の問題から開発をスタートし、『人のためのロボット』を創り、人を支える」ことを行動の指針において開発を続けてきた。今回、和歌山の交通のハブであり、産業のハブとしても機能している南紀白浜エアポートと、地域の6次産業化のモデルである株式会社たがみとともに、マッスルスーツによる地域産業の活性化を行う。
連携・協力の内容は以下の通り。
【包括連携協定の主な内容】
1.紀南地域のモデル企業である株式会社たがみにて、マッスルスーツの有効性の検証
2.紀南地域において一次産業に従事する人へのマッスルスーツのPR
3.空港の敷地を活用したデモンストレーションイベントの開催
4.その他、紀南地域の一次産業の活性化のための活動
マッスルスーツについて
イノフィスが開発・販売するマッスルスーツは人を抱え上げる、重い物を持ち上げる、中腰姿勢を保つ、といった作業時に腰の負担を低減するアシストスーツ。2014年より販売を開始し、シリーズ累計出荷台数は累計16,000台を突破している。
最新モデルのマッスルスーツEvery(エブリィ)では最大25.5kgfの補助⼒で動作をアシストする機能はこれまでと変わらず、重量は3.8kgでマッスルスーツ最軽量149,600円(税込)という、当社従来品に比べ3分の1以下の価格を実現した。介護・製造・物流・建設・農業などの作業現場での使⽤はもちろん、家庭での介護や家事、家庭菜園や冬の雪かきなど、さまざまなシーンで利用可能。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。