サービスロボットのローカライズとグロース支援を行うIGP ROBOTICSは、新型コロナウイルス対応で負担が増している医療機関向けに複数のロボットを組合せたロボットソリューションの展開を進めている。同社は総合相模更生病院(所在地:神奈川県相模原市)において、使用後の病室や手術室のウイルス除菌に効果を発揮する紫外線照射ロボット「ADIBOT」の実証実験を行うことを発表した。
紫外線照射ロボットの有効性を2週間に渡って検証
IGP ROBOTICSは新型コロナウイルスを含むウイルス、細菌に有効とされる紫外線照射ロボットの病院及び各種施設への導入を支援している。紫外線照射ロボットとしては自律移動型の「ADIBOT Autonomousモデル」(UBTECH社製)と、手押し型の「ADIBOT Stationaryモデル」の2種類の取り扱いを行っている。今回の実証実験では医療機関における紫外線照射ロボット活用の有効性を検証するため、2月16日から2週間に渡り、新型コロナウイルス対応を進める総合相模更生病院の協力を得て、ADIBOT Stationaryモデルから実証実験を順次行う。
ADIBOT Stationary モデル
期間 | 2021年2月16日~3月1日(予定) |
---|---|
場所 | 総合相模更生病院内の病室、手術室 |
内容 | 紫外線照射ロボットによる手術室及びコロナ患者病室への照射 |
ロボット | ADIBOT Stationaryモデル 他 |
IGP ROBOTICSの医療機関向けロボットソリューション
IGP ROBOTICSは新型コロナウイルス対応で疲弊する医療スタッフの負荷軽減を実現するために、複数のロボット導入を進めている。今回の紫外線照射ロボットに加え、検温ロボット、遠隔面会ロボット、院内案内ロボット、検体搬送ロボット、配膳ロボット等、医療機関に求められるロボットの導入を積極的に進めている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。