オンキョーのネックスピーカー型デバイスが介護現場で導入すすむ 両手を自由に使える、耳を塞がないと好評 「ほのぼのTALK++」と連携

オンキヨーホームエンターテイメント株式会社の子会社であるオンキヨーサウンド株式会社は、介護施設向けネックスピーカー「SE-C9100NS」を介護・福祉事業のIT導入支援する、エヌ・デーソフトウェア株式会社が提供するデジタルインカムサービス「ほのぼのTALK++」の専用モデルとして販売を始め、介護施設への導入・運用が拡大していることを2021年2月15日に発表した。

同モデルは、介護施設向けのデジタルインカムシステム「ほのぼのTALK++」用のフロントエンド機器の一種として採用されており、既に40程の施設で採用・運用を開始している。

【ネックスピーカー「SE-C9100NS」】SE-C9000シリーズは、業務での利用に特化したネックスピーカー型デバイスで、インカムシステムなどでスマホやタブレットにBluetoothで接続するイヤホンマイクデバイスとして利用可能。ネック型は「両手を自由に使える」「装着者の負担にならない(耳を塞がない、軽量、ケーブルなどが引っかからない)」などの効果が期待できる。SE-C9100NSは介護向けのモデルではあるが、ユースケースに応じたカスタマイズを施すことができるため、介護以外の環境での利用も考えられる。




同モデルの特長

「両手を自由に使える」「介護員の負担にならない(耳を塞がない、軽量、ケーブルなどが引っかからない)」「防水対応で清潔に保てる」ことなどから、多くの施設関係での、更なる採用が見込まれている。 また、厚生労働省が介護施設での IoT化を奨励しており、介護施設においてネックスピーカーを使用したデジタルインカムの利用は、介護職員の活動を妨げることなく作業に専念できる。


介護施設での利用事例

NDソフトウェアが紹介しているNDSTVにて、積極的にIoT化を進められている大阪府大阪市北区にある一般財団法人成研会 介護付有料老人ホーム「マイステージ・桜花」でネックスピーカーの導入事例が紹介されている。

職員の利用例




ほのぼのTALK++ について

「ほのぼのTALK++」は、NDソフトウェアが提供している福祉・医療関係者向けのデジタルインカムサービスだ。同サービスでは、従来のインカムは専用端末であり、「音声通話のみで混線が発生しやすく、常時携帯するには重いなどの欠点を、iPhoneやiPad、iPod touchと専用アプリを使用して、インカム・トランシーバーのように活用して解消。さらにやり取り内容をチャットのようにテキスト化し共有できる。


■【動画】【介護×インカム】コード不要ネックスピーカーで情報共有!? NDSTV


ほのぼのTALK++ ネックスピーカー型デバイス:
https://www.ndsoft.jp/product/neckspeaker/
ネックスピーカー商品情報:
https://biz.onkyo.com/neckspeaker/

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ロボスタ編集部

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