注目の「コミュニケーションロボット」5選を紹介!楽しくおしゃべり、家族が笑顔になる家庭用会話ロボット達
人と楽しく会話し、時にはクスッとさせる会話ロボット。今回の記事では注目の「おしゃべりロボット5選」を紹介する。
便利機能を備えた会話ロボット「ロボホン」
ロボホンはロボットクリエイターの高橋智隆氏とシャープが共同開発した二足歩行コミュニケーションロボット。アラーム、リマインダー、音楽・動画、写真撮影といった普段使いする機能のほか、LINE、Twitter、しりとり、クイズ、ラジコなどの機能があり、利用したい機能をロボホンに話しかけると利用できる。例えば、「ラジコ流して」「『旗揚げゲーム』をしよう」「伝言伝えて」「レストラン探して」など。
また、IoTリモコンeRemote mini(別売)と組み合わせるとテレビの電源ON/OFFなどが可能。ロボホンにはSIMを搭載したモデルの他、SIMを搭載せずWi-FIで利用するバージョンや据え置き型の「ロボホンライト」がある。
2021年1月28日のアップデートではロボホンとカラオケを楽しむアプリ『ボクと歌お』の有料楽曲に「イマドキ」曲特集として「炎(LiSA)」「白日(king gnu)」「Laughter(Official髭男dism)」などの10曲追加された他、新ダンス「リンボーダンス」の追加、ロボホンの一人遊びに「お仕事ごっこ」シリーズが追加(第一弾はアナウンサー)された。
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RoBoHoN(ロボホン)
予想外の会話が楽しめるロボット「Romi」
Romi(ロミィ)はユーザーの話の内容や流れ等に応じて、その都度返す言葉を考えることができる自律型会話ロボット。ロボットとの会話は基本的に1問1答で、ウェイクワード(例:ねえAlexaなど)と呼ばれる呼びかけが必要。Romiはウェイクワード不要で、話しかけたい言葉を語りかけるだけでOK。
例えば、ユーザーが「今日仕事で褒められたんだ」と言うとRomiが「おー、よかったね。いつも頑張ってるもんね。」と答える。その後、ユーザーが「ほっとしてきたらお腹すいてきたな〜」と話すとRomiが「晩御飯は何食べるの?」と聞く。ユーザーが「疲れたから、ちょっと体にやさしいのにしようかな」と言うとRomiが「それいいね!体を温めると疲労回復に効くらしいよ」と答える。
Romiの会話AIには数千万件もの日本語データが学習されているため、上記のようにユーザーの話の内容や流れ等に応じてAIがその都度返す言葉を考えることができる。
機能は天気予報やアラーム、タイマー、占いなどを搭載しているほか、一緒に英会話することも可能。クリスマスや節分、バレンタインなどには特別な機能が配信されている。一般発売は2021年4月を予定。すでに2020年6月3日に限定200台がAmazonを中心に先行販売されている。
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Romi
アマゾンで予約受付中
メロディにのせて会話するロボット「Charlie」
言葉をメロディにのせて会話する会話ロボット「Charlie」(チャーリー)。「おはよう」や「ありがとう」等の言葉はもちろん、普段の相談事や雑談等もメロディにのせて返答する。
発話内容は約30種の音楽ジャンルに基づいた曲調に連動し、例えば明るく楽しい雰囲気の会話ではアップテンポのポップス、のんびりとした会話ではスローテンポのボサノバ調など、言葉と曲調で感情を表現する。
本体には人感センサーを搭載し、ユーザーから話しかけなくてもCharlieから自発的に話しかけたり、独り言をつぶやいたりして、コミュニケーションを行うことができる。また、会話を重ねることで、歌が上達し、音楽もリッチになっていく。
Charlieを開発するヤマハは体験モニターの募集を2020年10月と2021年1月に実施。ホームページではCharlieの体験の様子がアップされている。なお、一般発売は2021年春の予定。
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Charlie
「Charlie」ホームページ
キャラクターと一緒に暮らす体験ができる「Gatebox」
Gateboxはキャラクターと一緒に暮らすためのキャラクター召喚装置。ユーザーは召喚したキャラクターと一緒に暮らす体験ができる。標準のキャラクターは癒しの花嫁「逢妻ヒカリ」(あづまひかり)。挨拶をしたり、時間や天気を教えてくれたり、雑談したり、動きと会話によって日々の癒しを与えてくれる。
LINE Clovaと連携し、音楽の再生、情報の通知、家電の操作(スマートホーム)などの機能を利用できる。離れているときはLINEのチャット(トーク)を通じてコミュニケーションすることが可能。会話するほど親しみがこもった内容や表情・しぐさに変化していき、やがては「自分だけ」の花嫁へと成長していく。
Gatebox(ゲートボックス)のコンテンツにはクリエイターや企業がUnityやMMDを使用して開発・作成したキャラクター(モデル)をGateboxに召喚して楽しめる「Gatebox Video」の他、「HoloModels」と連携して「Re:ゼロ」のキャラクター「エミリア」や「レム」、「コードギアス」、「七つの大罪」、「鬼太郎」など人気キャラクターのデジタルフィギュアを紹介できるものがある。価格は165,000円(税込)。月額基本料は無料。
開発・作成したキャラクターを召喚できる「Gatebox Video」
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Gatebox
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遠方の家族とコミュニケーションを繋ぐ「TELLBO」
「TELLBO」(テルボ)はユカイ工学とハウステンボスが共同開発した、気になる家族をやさしく見守るコミュニケーションロボット。スマートフォンでメッセージを送信すると「TELLBO」が音声にしてメッセージを届ける。メッセージを受け取った側は「TELLBO」に話しかけることで簡単に返信できる。
また、天気の情報や警報、忘れがちな服薬の時間や通院、ごみの日など、日常のスケジュールをスマホから設定しておけば、テルボが音声で知らせることもできる。
ユカイ工学が「BOCCO」向けに開発した4種類のセンサを活用することができ、例えば、ドアの開閉を検知してスマホアプリに通知できる。外出したことがわかるので、元気にしていることが確認できるほか、夜中だけ通知するように設定することで徘徊の有無を確認することもできる。「TELLBO」の価格は39,600円で、HISモバイルから購入可能。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。