NTTドコモの猫型ドローン「にゃろーん」動画を公開 猫心をつかんで離さない技術と魅力を解説 #猫の日
株式会社NTTドコモは猫を愛し、猫に愛されるために生まれた猫型ドローン「にゃろーん」のプロモーションムービー「にゃろーん・ザ・ムービー」を猫の日である2月22日(月)に公開した。
■本編 ドコモWebムービー「にゃろーん・ザ・ムービー」
そして更にドコモWebムービー「あニャざームービー」も公開。秘子好きにはたまらない動画となっている。
■ドコモWebムービー「あニャざームービー」
「羽根のないドローン」の技術を活用して制作
猫型ドローン「にゃろーん」はドコモが2019年に開発した、プロペラを使わず超音波振動を活用して空中を移動する安全性の高い屋内向けの飛行船型ドローン「羽根のないドローン」の技術を活用し、制作されたもの。
一般的なドローンに搭載されているプロペラがないため、猫のそばまで近づくことも、一緒に遊ぶことも可能。また、飛行するときにプロペラの回転音がしないため、音に敏感な猫たちも安心してくつろぐことができる。
近い未来、「にゃろーん」は人の集まる場所を自在に移動しながら宣伝する「空飛ぶ広告」や、搭載したカメラと連携し迷子特有の動きを検知する「迷子パトロール」として活躍する予定。これまでのドローンでは難しかった、人と同じ空間に居られるという特徴を生かし、屋内を中心に様々なシーンでの活用を目指す。
特設サイト・YouTubeでプロモーションムービーを公開
猫型ドローン「にゃろーん」のプロモーションムービー「にゃろーん・ザ・ムービー」(冒頭の動画)では「にゃろーん」についているねこじゃらしと猫が遊んだり、「にゃろーん」に猫パンチをしたり、猫を追いかけたり、追われたりなど、実際に猫たちが「にゃろーん」と戯れる様子が収められている。
「にゃろーん」の声は俳優の⽥中要次さんが担当し、猫を愛し、猫に愛されるために生まれた「にゃろーん」の魅力が詰まっている。動画内の音楽は鍵盤ハーモニカプレーヤーのゆ novationさんが作曲しており、猫のかわいさが引き立つ音楽となっている。
俳優・⽥中要次さん
1963年8月8日生まれ。⻑野県出身。
1989年山川直人監督「SEEK AND FIND」でデビュー。その後、撮影スタッフとして、映像の世界に関わりながら、徐々に活躍の場を広げていく。01 年のドラマ『HERO』(CX)のバーテン役で注目を集める。以降、独特の存在感で、数多くの映画やドラマ、CMに出演。近年の出演作として、映画『蠱毒 ミートボールマシン』(主演/17/西村喜廣監督)、「実りゆく⻑野」(20/八木 順一朗監督)、ドラマでは、NHK 連続テレビ小説「べっぴんさん」、テレビ大阪「面白南極料理人」、日本テレビ「あなたの番です」など。
ゆ novationさん
埼玉県出身、大阪府在住のトラックメイカー/鍵盤ハーモニカプレーヤー。「鍵盤ハーモニカの居場所を広げる」をテーマに鍵盤ハーモニカをメインとした様々なジャンルの楽曲を制作しており、自身が制作したトラックに合わせボーカル、ラップ、鍵盤ハーモニカの演奏を行う唯一無二のスタイルでライブも精力的に行っている。また、TV ドラマ劇伴制作、リミックス、他アー
ティスト作品への参加なども行い幅広い分野で活動している。
2018 年 Air the rooM / Maltine Records よりファースト EP をリリース。
2019 年ファーストミニアルバム「朗らかに」を自主リリース。
猫型ドローン「にゃろーん」特設サイト
「にゃろーん」の技術について
「にゃろーん」はヘリウムガスが充填された風船の浮力を使って浮かび上がる。素材は割れにくいアルミ蒸着フィルムを使用し、一回のヘリウムガス充填で、数週間程度は飛行に可能な浮力をキープできる。また、風船の左右についている小さな機械で、マイクロメートル単位の微小な振動を起こす。細かな振動を利用して機械の中に空気を取り込み、圧縮し、吐出する空気ポンプのようなメカニズムで、自ら風を起こし、その風を推進力に空中を自由自在に飛行する。
直径 | 90cm |
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重量 | 200-250g(浮力により実質 0g) |
秒速 | 20cm |
飛行時間 | 1〜2時間 |
猫型ドローン「にゃろーん」特設サイト
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。