【日本初】2本のロボットアームを搭載した新「駅そばロボット」海浜幕張駅で本格稼働へ!JR東「2026年までに30店の導入を目指す」

JR東日本スタートアップは、2本のロボットアームを搭載した「駅そばロボット」を海浜幕張駅で本格稼働することを発表した。人とロボットの協働調理環境を目指す。ロボットアーム2本を活用して人と協働できる調理ロボットの実店舗導入は日本初。ロボットはコネクテッドロボティクスが開発した。
2021年3月10日(水)から、「そばいち」ペリエ海浜幕張店で稼働する。


JR東日本スタートアップと「調理ロボットサービス」を開発しているコネクテッドロボティクスは、 株式会社JR東日本フーズと協力して進化した「駅そばロボット」を「そばいちペリエ海浜幕張店」に導入する。


「駅そばロボット」の実証実験は、昨年「そばいちnonowa 東小金井店」で行われた。そこで得た知見をもとに改良を加えて、ロボットアームを2本にすることにより、前回の3倍以上の生産能力を向上することができるという。その結果、大幅に導入可能な店舗が増えた、としている。(関連記事「「駅そばロボット」が生そばを茹でる、洗う、締める!JR東小金井駅で人と協働する調理ロボットが稼働開始」)
その中で、今回は「ペリエステーション」と称し、 駅の魅力向上を行っている千葉ステーションビルと連携。海浜幕張駅の新たな取り組みとして推進する。


ロボットアーム2本を活用した人と協働できる調理ロボットの実店舗導入は、 日本初であり、生そばの投入から茹でる、 洗う、 締めるという一連の調理行程を完全自動化することで、店舗全体では約12時間分程度、 従業員約1人分以上の作業量を代替することができる。また安定した美味しさも提供できるという。

JR東日本スタートアップは「コロナ禍では、 非接触のニーズの高まりもあり、 ロボット調理の重要性は広がっております。 今後も導入を推進し、 JRフーズが運営する駅そば店舗へ2026年までに30店の導入を目指していきます」と語っている。

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ロボスタ編集部

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