ドーナッツロボティクス株式会社と株式会社MATRIX(ロゼッタの連結子会社)は2社が開発したプロダクトとサービスを連携させて「アフターコロナでの世界の対面接客シーンの変革」を行っていくことに同意したことを発表した。
MATRIX社の開発した『友コネクト(YouConnect)』は外国語が話せなくても外国人と話せる多言語、リアルタイム、同時並列での自由な会話を可能にした「言語フリー」空間を提供するサービス。外国語が話せなくても自由に外国人と会話できる言語フリー・スペースとして、5月頃のサービスリリースが予定されている。
一方、ドーナッツ社の開発した『C-FACE』はスマホと連動し、声を遠くに届け、8か国語翻訳を可能にした世界初のスマートマスク。両社はこれらを連動させ、衛生意識の高まったアフターコロナの対面接客の課題を解決していく。
『C-FACE』と『友コネクト』の連携意義
距離を保ちながらの顧客対応で翻訳ソフトを使用する際、接客マナーの観点から接客スタッフはイヤホンを装着しにくい事情があるがスマートマスクならば問題ない。一方で、不特定多数の顧客側の音声入力は、マスクに限らず、スマホやイヤホンが適したデバイスと言える。
『C-FACE』とスマホでもイヤホンでも使える『友コネクト』の連動が出来れば、それぞれが最適なデバイスを使用した多言語コミュニケーションが実現し、同一の言語フリースペースに入る事ができる。
C-FACE について
『C-FACE』はスマホと連動し、声を遠くに届け、8か国語翻訳を可能にした世界初のスマートマスク。空港や百貨店など広く採用が決まっており、既にクラウドファンディング版(toC向け)については実機が発送されている。ニューヨーク タイムズ紙、NewsWeek誌、Forbesなどの海外メディアに特集され、ドーナッツ社は、シリコンバレーメディアの選ぶ「2021 トップ ジャパニーズ スタートアップ 最優秀賞」にも選ばれた。
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『友コネクト』について
外国語が話せなくても自由に外国人と会話できることは「人類の夢」とも言える。「友コネクト」はそんな夢を叶える言語フリー・スペースを提供するサービスで、選べる言語は英語・中国語・日本語。言語フリー・スペース内では日本人には英語・中国語が日本語の字幕が見え、各国語の話者には母国語のみの字幕が見える。パソコン・スマホ・VRに対応で、どの種類の端末から入っても、世界中のどこにいても、言語フリーのコミュニケーションをとることができる。また、会話内容は多言語で文字として記録され議事録・会話録として残しておくこともできる。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。