遊びながらプログラミングの「条件分岐」を学べる ボードゲーム『ロジックロボット』3月24日に発売
株式会社バンソウはIT関連企業の株式会社VITAと共同開発した、プログラミングの思考法を直感的に学べるボードゲーム『ロジックロボット』を2021年3月24日より発売することを発表した。価格は3,300円(税込)。対象年齢は10才以上。20分程度で遊べる簡単なルールとなっている。
危険地帯のマップを見ながらロボットにプログラムを施す
『ロジックロボット』はプログラミングの思考法を直感的に学べるボードゲーム。舞台は莫大なエネルギーをもたらす新鉱石「オメガライト」が発見された近未来。しかしオメガライトのありかは、危険いっぱいの地下深く。プレイヤーはロボットエンジニアになって、危険地帯に侵入するロボットをプログラミングし、誰よりも早くオメガライトの入手を目指す。
ゲームは危険地帯のマップを見ながらロボットに行動プログラムを施す前半の「プログラミングフェーズ」と、侵入したロボットを動かしてオメガライトの在処を目指す後半の「アクションフェーズ」の順に進む。前半では他のプレイヤーとプログラムを奪い合う駆け引き、後半ではプログラムを活用しながらゴールを目指す競争を楽しみながら、プログラミングの思考法を身につけることができる。
「このプログラムが強い」という絶対的な設定はない。マップは複数用意されており、地形に応じて役に立つプログラムはガラリと変わるので、適材適所を見極める柔軟な思考力も鍛えることができる。慣れてきたら、自由にマップを作って遊ぶことも可能だ。
10才ごろから20分程度で遊べる簡単なルールなので、子どもにプログラミングの思考法を学んでもらいたい親にオススメ。もちろん、大人だけで遊んでもつい熱中してしまう楽しいボードゲームになっている。
「条件分岐」を主に学べるボードゲーム
このボードゲームで主に学べるのは「条件分岐」と呼ばれるプログラミングにおける命令方法。条件分岐とは、ある条件が満たされているかどうかによって次に実行する処理を変えることを指す。これはどのプログラミング言語にも必ずと言っていいほど存在する、基礎中の基礎とも言えるもの。しかし共同開発の株式会社VITAが開講していた親子向けのプログラミング教室で、多くの子どもたちが条件分岐の理解に苦戦していた。
そこで、条件分岐をまず手に取りやすいアナログな遊びで体験することで、プログラミングの思考法を学ぶ入り口にしてもらえればと思い『ロジックロボット』が開発された。
『ロジックロボット』商品情報
価格 | 3,300円(税込) |
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プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20分~ |
対象年齢 | 10才以上 |
内容物 | フィールドボード 3枚 / プログラミングボード 4枚 / ロボットコマ 4個 / IFカード 12枚 / THENカード 12枚 / サイコロ 1個 / 落とし穴チップ 4枚 / 溶岩チップ 4枚 / 壁スタンド 6枚 / オメガライトチップ 1枚 |
サイズ | 縦210mm・横210mm・高さ45mm |
ゲームデザイン | 株式会社VITA、株式会社バンソウ、北原博隆 |
アートワーク | 株式会社バンソウ |
企画制作 | 株式会社VITA、株式会社バンソウ |
発売予定日 | 2021年3月24日 |
Amazon予約ページ | https://www.amazon.co.jp/dp/B08Y8H8JPX/rsaf-22 |
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。