風味を言語化する “日本酒ソムリエAI”を自宅で体験 「KAORIUM for Sake 日本酒飲み比べセット」発売

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(以下、セントマティック)は、同社が開発した日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」を自宅でも楽しめる「日本酒飲み比べセット」を先着1,000セット限定で販売することを発表した。価格は4,980円で、アマゾンから購入可能(販売元は株式会社サプライズプラス)。


日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」とは

KAORIUM for Sakeはセントマティックが開発した香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM」(カオリウム)のテクノロジーを用いた世界初の日本酒ソムリエAI。KAORIUMが持つインターネット上の膨大な言語表現と人々の香りの感じ方を学習したAIに、日本酒の風味情報や酒ソムリエ・赤星慶太氏の感性を加えることで、曖昧で捉えにくい日本酒の香りの印象の言語化を可能にした。また日本酒や飲食分野にとどまらず、教育やショッピングの領域へも展開しており、今後もさらに空間、エンタメなどさまざまな業界で、KAORIUMの活用を行っていく予定。

香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM」について
KAORIUM(カオリウム)は香りと言葉を相互に変換するAIシステム。最先端のテクノロジーによって、曖昧で捉えにくい香りの印象を言葉で可視化したり、ある言葉に紐づく香りを導き出したりすることを可能にする。香りと言葉をつなぐ今までにない体験が生み出す価値は、フレグランスの世界にとどまらず、感性教育、飲食体験、購買体験など様々な分野に新しいビジネスチャンスを生み出すものとして、その可能性に大きな期待が寄せられている。


「飲み比べセット」開発の背景

昨今、新型コロナウイルス感染拡大の影響により飲食店の営業時間短縮などの取り組みが全国的に広がっているが、実店舗のみならず酒類の提供元である酒蔵の売り上げも減少している。そのような中で、セントマティックは日本酒市場のサポートに着目し、自社のテクノロジーを活用して少しでも日本酒に触れてもらう機会を増やしたいという思いで今回の飲み比べセットの開発に至った。

今回発売するセットはKAORIUM for Sakeをより手軽に、より多くの人に体験してもらえるよう、スマートフォンから簡単に操作出来る仕組みを開発。また、様々な味わいの違いを楽しんでもらうため、風味の特徴が異なる全国各地の日本酒を揃えた。今回のために特別に醸造された日本酒や国内では流通していない銘柄も含まれており、日本酒初心者から普段飲み慣れている人まで幅広いユーザーが楽しめるようになっている。


「日本酒飲み比べセット」の6銘柄を紹介

「KAORIUM for Sake 日本酒飲み比べセット」では全国各地(山形、福島、岡山、鳥取、佐賀、愛媛)の酒蔵から、タイプのことなる個性豊かな地酒を厳選。KAORIUM for Sakeのために特別に醸造された「出羽桜」や、これまで海外限定流通となっていた「麟」など、ほかでは味わえない組み合わせを用意した。

1.出羽桜(DEWAZAKURA) 純米吟醸酒 瓶火入


山形県を代表する酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を100%使用し、「オリーゼ山形(麹菌)」「山形酵母」と山形オリジナルの原料のみで醸した軽やかなお酒。柔らかでふくよかな旨味、程よい酸味のバランスが絶妙。

2.麟(RIN) 清酒


会津の聖峰博士山からの伏流水と末廣酵母により造られるこのお酒は、爽やかな酸味とほのかな甘みが調和した旨味と、プリンスメロンや洋なしなどのフレッシュな果実香による涼しさを感じる味わいが特徴。冷酒がおすすめ。

3.大典白菊(TAITENSHIRAGIKU) 純米酒 白菊米 瓶火入


55粒の種籾(たねもみ)から蘇えった酒銘と同じ酒米「白菊(しらぎく)」で醸した純米酒。柔らかな香りにコクと米の旨み、甘味のある味わいと酸のバランスがよいお酒。IWC2017ブロンズメダル受賞。

4.千代むすび(CHIYOMUSUBI) 純米吟醸酒 強150


鳥取県固有の酒米「強力(ごうりき)」を100%使用。香りは穏やかで、強力らしいお米の旨味と心地良い酸が特徴で、濃い目の料理によく合う。冷酒かぬる燗がおすすめ。

5.七田(SHICHIDA) 純米酒 七割五分磨き 無濾過


佐賀県産の最高峰酒米「山田錦(やまだにしき)」100%と、蛍が飛び交う名水で仕込んだお酒。あえてあまり磨かずに米の力を最大限に引き出し、全くろ過をしない一回火入れの純米酒。とても飲み口よく、しっかりとした旨味が特徴。

6.伊予賀儀屋(IYOKAGIYA) 純米吟醸酒 無濾過 瓶火入


愛媛県産「松山三井(まつやまみい)」を100%使用。食事との相性を考え、酒本来の主張を抑えながらも、米の旨味を引き出したお酒は飲み疲れしないバランスのとれた味わい。春先には常温で夏場はサッパリ低温で楽しめる賀儀屋代表作。



KAORIUM for Sake 日本酒飲み比べセットの利用方法

【スマホでAIと利き酒体験】
商品に同梱の二次元バーコードをスマートフォンで読み込んでウェブサイトにアクセスすると、日本酒ソムリエAIが導き出す言葉とともに6種の地酒を愉しむことができる。



【利き酒をする】
6種の銘柄からお酒を選択すると、AIがお酒の香りや風味をさまざまな言葉で表す。



【言葉を見ながら味わう】
言葉を見ながらじっくりお酒を味わい、自分が感じた言葉を選ぶ。



【自分の感じ方を掘り下げる】
AIが導き出した表現や他の人の感じ方と比べながら、自分の日本酒の感性を深掘り。日本酒の愉しみ方が広がる。

商品名 日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」日本酒飲み比べセット
価格 4,980円(税抜き)
購入方法 Amazon
https://amzn.to/3enKvjg
内容量 600ml(100ml×6本)
内容 出羽桜(純米吟醸酒 瓶火入)/麟(清酒)/大典白菊(純米酒 白菊米 瓶火入)/千代むすび(純米吟醸酒 強力50)/七田(純米酒 七割五分磨き 無濾過)/伊予賀儀屋(純米吟醸酒 無濾過 瓶火入)

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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