球場で初導入!トイレの個室に広告を配信「AirKnock Ads」 西武ライオンズのメットライフドームに提供開始 VACAN

新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、あらゆる場所で「密」の発生が避けられている。利用が集中しやすい球場のトイレの混雑対策が必要であると考えた西武ライオンズでは、本拠地「メットライフドーム」にて、既に様々な新型コロナの感染拡大防止対策を行っている。

その一環として、この度、株式会社バカンのトイレの混雑を抑止しつつ、個室内に動画広告(無音声)を配信するサービス「AirKnock Ads」の提供を開始することを2021年3月15日に発表した。
同サービスを活用することで、広告配信者は来場した家族連れや埼玉西武ライオンズファンなど特定の層の方に絞って情報を配信できるといった特徴がある。球場内で販売している商品や、埼玉西武ライオンズについて同サービスを通して配信することで、認知の向上や購入などを促すといった施設ならではの活用方法も期待される。


株式会社バガンは、経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業だ。AI×IoTを活用してあらゆる空き情報を配信するスタートアップであるが、これまで「AirKnock Ads」はオフィスビルのトイレを中心に設置を進めており、球場で同サービスを提供するのは初となる。


トイレの混雑抑止と情報配信を両立し、利便性を向上

同サービスの導入では、トイレ個室の壁面に設置された小型のタブレットを通して、利用者にトイレの使用時間と約30秒間の動画広告(無音声)やお知らせを配信。混雑時には、画面に混雑が発生している旨を表示するなどし、自主的な退出を促すことで、イニング間に利用が集中しやすいトイレの混雑を抑制し、快適性と安全性を両立した球場環境を目指すとしている。

)空き状況可視化の仕組み(トイレの場合)と表示画面のイメージ



混雑抑止も行えるAirKnock Ads

トイレ個室の壁面に小型のタブレットを設置し、センサー等で可視化したトイレ内のリアルタイム混雑状況を表示したり、約30秒間の動画広告(無音声)を配信したりする同サービスは、パーソナルな空間での動画広告(無音声)配信することで、高い到達率を実現できる上に、広告再生は混雑発生を冗長しない範囲で行える。また、一定時間動画を再生した後、混雑時には、画面に混雑が発生している旨を表示するなどし、自主的な退出を促す。
なお、導入済みのオフィスでは、1個室あたり1日45分(参考値)のトイレ利用時間の削減効果が確認されています。また広告についても、利用者の高い認知率が示されている。

■【動画】トイレの混雑を解消するAirKnock(エアーノック)|VACAN

AirKnock詳細ページ(公式サイト内):https://corp.vacan.com/service/throne
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株式会社バカン

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