株式会社ソニー・ミュージックソリューションズは新たな対話AIエンタテインメントコンテンツ「束縛彼氏」プロジェクトを発表した。
同プロジェクトはソニー株式会社R&Dセンターと共同開発する『束縛AI対話システム』を活用して、AIキャラクター「新藤暁」(シンドウ アキ)とTwitter上でAIチャットを楽しむことができる。サービス期間は2021年3月25日~4月27日(火)23時59分まで。
「束縛彼氏」の利用手順
1.「束縛彼氏:新藤暁」のアカウント「@SKBK_official」をフォロー
2.#束縛彼氏と@SKBK_officialを付けて、メッセージ付きでツイート
3.ソニーの対話AI技術によって構築されたAIキャラクター「新藤暁」からユーザー宛に、少しだけ束縛めいた“返信”が届く。(多くのリプライにより、返信が遅れる場合がある)
新藤暁は都内の大病院に勤める29歳の小児科医。最近、気分転換をかねてTwitterを始めた。
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新藤 暁:シンドウ アキ
誕生日:12月24日
年齢:29
身長:178cm
体重:65kg
血液型:A型
職業:小児科医
出身:東京
CV:???
『束縛AI対話システム』の特徴
1.ソニーの対話制御技術
AIキャラクターを実現するために、シナリオベースの対話と機械学習による対話を組み合わせることで、シナリオライターが表現したい幅広い対話を実現。シナリオベースの対話によって、専属のライターがキャラクターの個性を際立たせるエモーショナルな対話を実現し、機械学習によりキャラクターの特徴を損なわずに幅広い対話に対応する。
2.機械学習による対話
小規模なAIキャラクターを作るのであればシナリオベースでの対話制御で十分対応が可能だが、「束縛彼氏」プロジェクトでは、口語主体のチャットの多様な言い回しや話題に対応するため、深層学習(DNN)を用いた機械学習での応答をミックスしている。独自に収集した大規模な対話データを学習したモデルをベースに、表現したいキャラクターのセリフを追加で学習することによって、キャラクターの個性を反映した対話を効率的に生成することができる。
3.ユーザーとの会話を記憶するAI
束縛AI対話システムはAIキャラクターとユーザーのコミュニケーションを活性化するために相互理解が重要であると考えている。そのため、相互理解のアプローチとしてユーザーの趣味嗜好といった情報(ユーザーモデル)を記憶し、対話に応用する機能を備えている。このユーザーモデル対話の仕組みを同プロジェクトでは「キャラクターとの束縛会話」に活用しており、条件を満たした一部のユーザーで試験的に発動する。
「束縛彼氏」公式サイト
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。