リード エグジビション ジャパン株式会社は「第1回 XR総合展」を2021年4月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイトで開催することを発表した。(上の画像はXR総合展の前身となる「先端デジタルテクノロジー展」の様子、2020年10月)
ここ数年、ますます市場が拡大するXR(XRはVR、AR、MR等の総称)。昨年国内でも5Gがスタートし、コロナ禍と相まってその動きは一気に加速、2019年約4千億円が2025年には約1.2兆円に急拡大すると予測されている(出典:矢野経済研究所)。XRは今まで観光・エンタメなどで多く導入・利用されてきたが、医療、建築、災害対策、技術の伝承、トレーニングなど対面が前提だった市場でも、その需要は急激に高まっている。
第1回となる「XR 総合展」には、最新のあらゆるXR技術や日本初公開のコンテンツも多数出展。また、最新活用事例などのセミナーも満載となっている(会場では徹底したコロナ対策を実施)。
以下、出展製品を一部紹介。
XR×なぞ解き【XRなぞ解きで新しい観光資源の創出】
ASATEC株式会社
秘密のトビラでは周遊させたい観光地の360度画像や動画を組み込むことで、観光地について知りながら、なぞ解きを楽しむ周遊企画が可能。地域の回遊性・滞在時間の向上を目指す。
アバターで遠隔診療・実習も【遠隔会議システムWHITEROOM】
南国アールスタジオ株式会社
Webカメラで参加する従来のテレビ会議システムとは異なり、まるでSF映画の様にプレゼン資料や画像や映像などのデータが現実の空間上にホログラムとして表示、遠隔地から参加する人はアバターとなって同じ空間に出現し、臨場感のあるコミュニケーションを実現できる。
キャラクターが3D-Vr空間で案内【VR360(ブイアールさんろくまる)】
ハートコア株式会社
コスパ重視の3D-VRスペースが登場。「空間撮影」+「オリジナルサービス」+「メンテナンス」。3Dカメラで撮影した施設をWeb上で有効活用できる。キャラクター配置して、セリフ音声案内。動画を空間内に配置して、動画で説明することで、リアル以上の体験が可能。
ストレスはVRで解消【マインドフルネス VR】
株式会社ビーライズ
海外企業や先進企業が取り入れるマインドフルネス。VRを使うことで、マイン ドフルネスを簡単に体験でき、やる気の向上やストレスの減少に繋げる。LINEとの連携も行い、マインドフルネスを日々継続的に行うアシストを行う。
被らないVR!【ゴーグルレスVR技術】
株式会社バーチャルウインドウ
バーチャルウインドウは”被らないVR技術”を持つ会社。VRによる質の高い映像表現、没入感をそのままに、VRゴーグルを被らないことを可能にした特殊技術は、特にコロナ禍において様々な事業や製品開発において貢献できる。
労働災害対策はVRにお任せ【最新VRを活用した安全体感】
明電システムソリューション株式会社
労働災害をVRで疑似体験が可能。VR安全体感教育を通じて、危険に対する感受性を高める。危険の臨場感と安全性の両立を可能とし、体に記憶させることが可能。
ドライビングシミュレーターで安全【T3R Simulator pro model】
株式会社アイロック
教育ツールとして、交通安全講習、社員研修、安全サポート機能の体験、自動車開発などで高い評価を得ている。トラックの運転に必要な様々な場面を体感する製品も。専任のドライバーもおり、挙動に至るまで全てサポート。
サンシャインシティ開発のXR【MiloQ+】
株式会社サンシャインシティ
あの「サンシャインシティ」が開発したシステムがこちら。VR、AR、360°実写パノラマウォークスルー、CG空間といった多彩な機能をすべて体験することのできるアプリケーションがここに。MiloQ+では、リアル×バーチャル両面から新しいイベントの形を提供する。
アイデア発想もVRで!【Re:Collabo Rooms(リコラボルームズ)】
TIS株式会社
バーチャル空間専用のプロジェクトルームで、ホワイトボードや付箋を使ったアイディア発想を行えるコラボレーションツール。メンバーは自宅や海外など様々な場所からアクセスOK。沢山のホワイトボードや付箋を自由に使ってコラボレーションでき、アイディア出しを行った空間そのものを保存するから、面倒な片付けも不要。
セミナー講師一部紹介
マイクロソフト・KDDI・日本航空・トヨタ・ドワンゴ・・・XRの最新事例が学べるをセミナーを併催。(敬称略。掲載枠上、一部の講師の所属・役職は省略)
展示会概要
展示会名 | 第1回 XR総合展 |
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会期 | 2021年4月14日(水)~16日(金) 10:00~18:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 南展示棟 |
主催 | リード エグジビション ジャパン(株) |
同時開催展 | コンテンツ東京 2021 |
ホームページ | https://www.xr-expo.jp/ja-jp/visit/statement.html |
ABOUT THE AUTHOR /
山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。