株式会社DroneFutureAviation(以下、DFA)は自律配送ロボット「YAPE」がスウェーデンのストックホルムの公道で自動配送テストを開始したことを発表した。
2輪の自律配送ロボット「Yape」
「Yape」はイタリアのハイテクメーカーe-noviaの子会社Yapeによって開発された2輪の自律配送ロボット。自動走行部門と車両操縦部門で博士号を取得した研究者たちで構成されたチームによって開発され、イタリアでは既に自動走行による配送実験を成功させている。2019年には世界で最も権威のある賞の1つであるドイツデザインアワード2019を受賞した。DFAは日本における独占取扱権を有し、すでに日本郵便や慶應義塾大などと共同で実証実験を複数回行なっている。
YAPEは5Gで接続された配送ロボットを試験的に導入するために、オンラインフード注文配達事業者「Foodora」と通信事業者「Tele2」と提携。5Gパートナーと組んだことによって、必要な低遅延とリアルタイム通信が確保され、最適な配送ルート選択やリアルタイムにロボットの周囲の状況を認識しコミュニケーションを取れるIoT接続ができるようになっている。
YAPEはストックホルムのStureplan周辺で配達テストを実施しており、20kgまでの食品とその他の商品の両方を運ぶことができる。先駆的なQ-コマース企業のfoodoraは、主力のレストランでのテイクアウト料理の他に、本や美容製品なども配達するようになっており、春にも協力会社と共にこの計画を継続する予定。
foodoraチーフロジスティクスオフィサーのJohn Denbratt氏は次のように述べている。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。