アルファクス・フード・システムの配膳ロボットが中学校用技術・家庭の教材に採用
株式会社アルファクス・フード・システム(以下、AFS社)は自律歩行型配膳AIロボット「サービスショット」が、2021年度中学校用技術・家庭の技術分野の副教材として使用される「技術・家庭 ハンドノートD情報の技術」(発行:株式会社正進社)に採用されたことを発表した。
「技術・家庭 ハンドノートD情報の技術」の「計測・制御システムとは何だろう」のページ(P.26)にて、料理を運ぶロボット一例として紹介。
●「技術・家庭ハンドノート(技術分野)」(発行:開隆堂版)
「技術・家庭 ハンドノートD情報の技術」の「問題解決の流れ」のページ(P.30)にて、料理を運ぶロボット一例として紹介。
配膳AIロボット「サービスショット」とは
AFS社の「サービスショット」はロボットに搭載されたAIが静止位置を記憶し、配膳時の障害物(テーブル、椅子、人、壁など)をロボットセンサーが感知しながら、AIが歩行ルートを導き出して店内を歩行する完全自律歩行型の配膳ロボット。そのため、導入時のセンサー取付工事は不要で、店舗スタッフによる設定も容易にできるため、導入後にレイアウト変更などによる歩行誘導経路の変更があっても、店舗スタッフで対応が可能。また、抗菌処理された収納BOX内に料理を入れて運ぶ密閉型を採用し、衛生面も考慮されている。
サービスショットはAFS社が提供する注文端末オーダーシステム「オーダーショット」とも連携でき、配膳だけでなく下げ膳機能や、配膳ロボットが席を回って追加注文を促す“おススメ機能”なども近々リリースされる予定。外食産業では慢性的な人手不足に加え、コロナ禍における非接触型の店舗オペレーションの対応に向けて、配膳ロボットに対する導入ニーズは日々高まっている。
株式会社アルファクス・フード・システム
AFS社は1993年の創業時より一貫して外食チェーン向けに業務基幹システム「飲食店経営管理システム」と勤怠集計管理システム「Timely」を主力にASP/クラウド型でトータルソリューションを提供し、大手外食チェーンを中心に導入店舗数は累計約26000店(約1,800社)で利用されている。また、手作業が前提となる食材・備品発注作業を当日在庫等に考慮して完全に自動的に補充発注できる「自動発注システム」を開発し、世界的な食品ロス削減に向けて提供している。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。