大阪ガス 学校や園からの配布プリント管理アプリ「プリゼロ」提供開始 家庭の悩みを解決へ ママ・パパ社員150名が開発協力

大阪ガス株式会社(以下、大阪ガスグループをDaigasグループと記載)は生活者の困りごとを解決する新規サービス開発事業の一環として、親子のプリントに関する悩みをゼロにするプリント管理アプリ「プリゼロ」のサービスを4月19日に提供開始することを発表した。


プリント管理アプリ「プリゼロ」について

プリント管理アプリ「プリゼロ」はプリントをスマホで撮影し、アプリ内に保存することができる。プリント画像は予定とセットで保管できるため、詳細を書き込まなくても簡単に確認可能。また、子ども別に予定を管理することもできる。




「プリゼロ」の主な機能

プリントをスマホで管理 プリントをスマホで撮影し、アプリ内に写真データを保存できる。
予定とプリントをセットで管理 予定とプリント画像をセットで保管できるため、詳細を書き込まなくても簡単に確認できる。また、子ども別に予定を管理することもでる。
家族と予定を共有 家族で予定とプリントの情報を共有することができ、家族みんなで予定をあわせたり、更新することができる。
ふせん機能で忘れがちなやることチェックも簡単 行事で必要なものや買い物リスト・持ち物リストなど、忘れがちな“やること”を「ふせん」で管理することができる。
よく使う単語は予測変換・入力予測 イベント名やプリント名の入力時に、予測変換や入力候補が提示される。この機能はDaigasグループのママ・パパ社員の協力で、様々なパターンのデータベースを作ったことで生まれた機能で、実際に使われやすい子どもの予定や学校行事に関する単語が用意されている。アプリのリリース後も、ユーザーの利用状況を受けて、機能を向上させていく。


「プリゼロ」開発の背景

プリント管理アプリ「プリゼロ」はDaigasグループ社内の新規事業として発案された。開発にあたり、社内で協力者を募ったところ、総勢約150名ものママ・パパ社員が賛同し、ボランティア社員モニターとして参画。アプリに対して自身の家庭での実体験を踏まえた意見を反映するなど、子育て親世代の日々の暮らしをサポートするサービスとして開発された。メインであるエネルギー事業だけでなく、エネルギーと同じように暮らしの中で子育て親世代に喜んでもらえる身近なインフラを提供できる取り組みとして、サービスを開始する。


開発にあたり、4~12才の子どもをもつママへ日常の困りごとを調査したところ、幼稚園・保育園、小学校や習い事等で配布される「プリントの管理」に困っている家庭が非常に多いことが分かった。プリント自体の管理はファイルに入れるなどアナログ的に行い、予定の管理はスマホ内のメモや頭の中で管理を行うなど、プリント情報の一元管理がしづらいと感じている家庭も多く、負担になっている現状があった。こういった背景を受けて、プリント・スケジュール・TODOを一元管理できるプリント管理サービスを立ち上げた。

Daigasグループのパパ・ママ社員によるZOOM座談会の様子


調査内容

Daigasグループでは4~12才の子どもをもつママを対象に、プリント管理に関するお困りごとと、それを解決する「プリゼロ」アプリのニーズを調査した。

・調査名:「プリント管理等に関するお困りごと調査」
・調査時期:2020年2月
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:4-12才の子どもをもつ母親
・回答者数:396名

1.86%のママが子どものプリントをスマホを使わずに管理
子ども別にファイルに入れてプリント管理をする等工夫をするママもいる反面、TODO管理は頭の中やスマホのメモのみで管理しているママも多く、負担となっている。


2.プリント自体の管理だけでなく、記載された情報の管理に困っている働くママは54%
大事なプリントを処分してしまい、必要なタイミングの時に確認できなかったり、プリント管理と予定管理を分けているために予定を忘れてしまうなどのお困りごとが多い。


3.プリントと予定、TODO管理を一元化できる「プリゼロ」アプリをママの約半数が利用したいと回答
プリントにまつわる情報をまとめて整理できることや、プリント名やイベント名の入力時に予測変換や入力候補の提示があること、買い物リストもアプリ内で管理できることが便利に感じるという声があった。




今後、豊中市と連携協定を締結

大阪ガスは「プリゼロ」を通して家事の負担を軽減することはもちろん、プリントを通じて、親子の日常的な想い出がより良いものになることに貢献することを目標にアプリをリリース。リリース後は利用者の声を元に機能の改善・向上を予定し、利用者・ファンとともにアプリを育てていくことで、生活者にとってよりよいサービスを提供していく。

また、今後は行政や学校とも連携し、「プリゼロ」の更なる活用について検討を進めていく。その第一歩として、豊中市と「子育ち・子育て支援に関する」連携協定を締結。子育て情報の入手・管理・活用について双方の資源を有効活用しながら、市民の声を収集し、互いのサービスの改善・連携を図る。

【連携協定の内容】
1.子育ち・子育て支援情報の発信に関すること
2.「とよなか子育て応援団」への協力に関すること
3.その他の子育ち・子育て支援の推進に関すること

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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